中二病イベントということで……!
秋ですねぇ……
どうも、秋とさんまをかみしめてるがのんとじょーです(/・ω・)/
以前やったラムネ配布キャンペーンの時の画像。納涼納涼ォッ!(遅い)
この記事はコスプレ衣装作りたい!じゃあ作るか!という企画です!
この企画は本来自分がやりたいコスプレの衣装を作る企画、なのですが……
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、ASOBIBA池袋店ではやしろあずき先生をゲストにお迎えして皆でやしろ先生を撃って楽しもう!という企画である中二病コスプレサバゲーを開催しました!
なんともう3回目だったのです。ちなみに第1回がこちら、そして第2回がこちらです!
今までは単純に中二病のみをテーマにしていたのですが、今回のこの第3回はコスプレをテーマに開催いたしました。この際、やしろ先生にもコスプレをしていただこうということで、やしろ先生が好きなゲームの衣装を作成することに!!
その作品が……こちら!!
FINAL FANTASY14 ジョブ「侍」
やしろ先生がよく仕事をサボってやってるゲームです!漫画でもその様子がよく見られますね。
FFに関しては説明不要なほど有名な作品だと思いますが、このFF14はPCのオンラインゲームです。
自分でアバターを作成してプレイするゲームなので、プレイアブルキャラクターでは名前の付いたキャラクターはいないのですが……ロールによって衣装がはっきりしています。
その中でもやしろ先生から「これを着たい!」という要望があり、
ジョブ「侍」
の衣装を作成することになりました!
参考にした画像はこちら!
赤い和服が映えるかっこいい衣装です……!
今回はいわゆる納期があるということで、買った浴衣をアレンジし、腰についている飾りは作っていきます!
和同開珎のような腰につける装飾はCOSボードで、立体感を出すために細かい模様も切り取って貼り付けます。これがかなり苦戦しました……
そして、和服の模様は技術的な問題で刺繍はできん!となったため、衣類用の絵の具で描き込んでいきます!
作った浴衣と元ネタのものの大きさが合致しなかったので模様が描き切れないところはアレンジしました。
今回の材料
今回の材料はこんな感じです!
浴衣 ¥5,120
布 赤紫 ¥1,024
イベントカラー150ml(金) ¥1,295
イベントカラー150ml(銀) ¥1,295
イベントカラー150ml(ローズ) ¥486
イベントカラー150ml(黒) ¥486
筆 ¥108
cosボード5mm(前回買ったもの)
cosボード3mm ¥777
Gボンド ¥727
カラースプレー ブラック(前回買ったもの)
カラースプレー ゴールド(前回買ったもの)
ミシン (あったものを使用)
デザインナイフ(前回買ったもの)
合計 ¥10,591
浴衣はとりあえず真っ赤で派手な色を選びました!
画像を見ると浴衣の色が変わっている部分があります。この切り替え部分を作るための赤紫の布は、色がありすぎて逆に選ぶのが大変でした。今回は浴衣がはっきりとした色なので黒寄りの落ち着いた色を選びました!
材料の半分を占めている絵の具がどれくらいい必要なのかわからなかったのですが、伸びをよくするために水で薄めていくことを考え150mlで足りるか!ということになりました!
装飾作り!
紙に下書きとして形を描いて、切り取りますこの型紙作りはとても大切なので時間をかけて丁寧に作成してください。
ゲームの画質では細かい模様まではわからなかったので、わからないところはアレンジで描いていきます!
切り取る作業で数回がのんの意識がシャットダウンしかけました……
このように模様全てを切り取れたら、早速COSボードに書き込んでいきます。
上の画像の×2のものは2つ、1回りサイズが大きいものも2つ作ってください!
土台(外側の大枠)の部分は5mmのCOSボードで作り、細かい模様(模様の枠)は3mmのCOSで作り、両方にGボンドをたっぷり塗ります。
Gボンドを塗るとき、模様の方は表だけ塗ればいいのですが土台の方は両面塗るようにしてください。
裏面が見えてしまっても大丈夫なようにするためです!
塗り終わったら、黒色のカラースプレーと金色のカラースプレーで土台と一部の模様を黒に、そのほかの模様を金色にしていきます。
パーツを想定していた位置に置く作業をする所でじょーが発狂しました。細かい作業が得意な人が羨ましいです。
全て塗り終わったら、Gボンドで土台と模様を張り付けていきます。
これが乾いたら飾りは完成です!
浴衣をアレンジ!
さて細かい作業が終わりましたが、メインの服のアレンジに入っていきます!
赤紫の布で切り替えを作るところは、襟、後ろの下一部、前の下一部、この3点です。
襟は首後ろの真ん中の部分から切り替え、腰の部分まで元の浴衣に合わせて縫い付けていきます。
前の腰から下の部分は画像を見ながら、細長い台形の形に切り取り縫い付けていきます。
黄色の点線部分を縫い付けていきます。
この時、丈の長さが元の浴衣と同じになるように、短くならないように気を付けてください。
後ろの切り替えの一部分は、先に浴衣のちょうど真ん中部分に切り込みを入れてから縫い付けていきます。
丈から腰の部分まで一直線の切り込みを入れたら、切り込みを入れた両方を斜めに内側に織り込みます。
この後裏面に赤紫の布を当て、表から見たときに細長い三角形ができるように縫っていくためです!
両サイドのバランスを見て裏から縫いつけて行きましょう。
ここらへんでやっとマチ針を克服し、大切さがわかりました……
皆さんも絶対にマチ針を使ってください!
残った布で帯と飾りをつなげるための紐もこの布で作っちゃいます!
幅14cmほどの長い布を使います。長さは、腰に2周巻きつけられるくらいです。
重ねている黒い帯は、この浴衣についてきたものです。もし浴衣を購入してそういった帯がない場合は、幅6cmほどのものを作ってください。
帯は2つ折りにしてくっついていない辺を縫い合わせ、四角い筒のように作っていきます。
両サイドのどちらか1辺は布を裏返すため縫い付けないように注意してください。
辺を縫い終わったら空いている辺から布を裏返してください。
最後に空いている辺を縫い付けたら完成です。
飾りをつなぐ紐は2m50cmほどのものを1つ作りました。
長さが全然足りなかったので、太さ4mmのなるべく長い布を数本作り2つ折りにしてつなげます。
ケバケバのほつれが見えないように内側に織り込んで縫うのも忘れないようにしましょう!
両サイドを縫い付け、十分な長さになれば完成です!!
浴衣に模様を描いていきます!
浴衣の形が何となくできたところで、早速色を付けていきます。
使う色はペイントカラーの金色、銀色、黒色とローズを混ぜて作る暗めの紫です。
この紫は黒とローズを7対3の割合で混ぜるといい感じの濃い紫になりました!
そして色を塗る際はなるべく元の画像を見ながらバランスをとりつつ描きましょう。
心配な方は下書きをしてからの方が確実に綺麗に仕上がります。
前の腰から下の赤紫と襟もとの赤紫の布に旧字体のような模様などを金のイベントカラーで描きます。
少し水で薄めると、絵の具の伸びがよくなり書きやすいです。
肩のところに紫でなんとなく模様をつけ足し、背中の上中央付近に月の模様を描きます。
次に1番メインに見える腰から下の模様を描いていきます。先に一番多く使われている紫で模様を描いていきます。そのあとに銀と金で模様を足してください。
ここらへんは模様が描き切れないぞ!ってなったので画像の模様を端折り、何となくで描いていきます。
この何となくアレンジで描いていくのがかなり悩まされました…。
画像の左側はなるべく画像と似たようなものを描いたのですが、右側は参考にできる資料が少なかったためほとんどアレンジになりました!
これで浴衣本体の色付けは終了です!
帯などの色付け
浴衣が終われば、完成まであと少しです!
2本の帯の色付けをしていきます。
1本は先ほど作った赤紫のもので、もう1本は浴衣を買ったときについてきた黒い細めの帯です。
赤紫の方には金色と銀色で、黒い帯の方は金色のみで画像を見つつ模様を描いていきます。
この帯も浴衣と同様わからない模様が多い為アレンジです!
この蝶の模様が難しかったです……。
複雑な柄なので、乾ききるまでしっかり乾燥させないと画像のように少し擦れてしまいます。
仕上げと着付け!
前半で作った飾り部分を、赤紫の布で作った2m50cmの紐でつなげていきます。
が、その前に!飾りの穴が空いていない1番目立つものにキリで対角線に4つ穴をあけましょう!
紐を通したものがこちらです!
先ほどあけた穴に通す紐をクロスさせるのを忘れないように気を付けてくださいね!
完成し、やしろ先生に着ていただきました!
着付けの準備ができました!
がのんは着付けをできる側の人間ではないので、こんな感じ?で着付けしていきますが、間違ってても怒らないでくださいね…(笑)
浴衣を羽織り、左のピロピロが上になるように重ねたらお端折りを作ります。
その上から、黒の細い帯、赤紫の帯、つなげた装飾の順に重ねます。
やしろ先生の着用したお写真はこちらです!!
しかしこのイベントの後に重大なミスに気付いてしまいます。
着付け直後のやしろ先生の写真を撮り忘れた……綺麗な写真がない……なぜ着付けた後に撮らなかったんや……ちなみにやしろあずき先生が着用時にちょっと見えている白い布は、浴衣をしっかり固定する紐代わりの包帯です。(激しい運動を行うため)
気付けば第3弾も終わり!
完成したものが自分の想像していたものよりもカッコよくなったので大満足です(*’ω’*)
今回の浴衣をアレンジして縫うところはよかったんですが、がのん的には模様を描くのが1番果てしない作業でした!じょー的には帯の模様付けがしんどかったです!
結構絵の具がかすれてしまい模様がガタガタになってしまったりしたので重ね塗りが必要でした。
重ね塗りをする際に少しでも色が薄かったりムラがあったりとかなり苦戦しました……。
今度は浴衣も1から作れるようになったら衣装の幅もかなり広がりそうです!!
それではまた今度〜!