サバゲーで必須なアイテム「マスク(フェイスガード)」
どうも、ASOBIBA池袋店のがのん(右)とじょー(左)です!
サバゲーで必要なもの、と言われた時に、まず最初に浮かぶのは銃だと思います。
しかしサバゲーをやったことがない人は、それ以外何が必要なのか、なかなか思い浮かばないかもしれません。
実はサバゲーをする際、銃以外に必要なものがあと1つだけあります。
それはマスクです!
具体的には、目を保護するゴーグルです。また、フィールドによっては口元を覆い保護するマスクが必要です。ASOBIBAではゴーグルとマスクの両方を着用することが必須となっています。
サバゲーで使う銃はおもちゃの銃、つまりエアガンですが、そのエアガンから射出される弾は、当たりどころによっては非常に危険です。目に当たれば失明、歯にあたれば歯が砕ける、そんな可能性もあります。
そういった危険な事故を防ぐため、安全にプレーするために、このマスクは存在しています。
今回は、「初めてASOBIBA行くけど、どんなマスクなら使えるの?」
「何も持ってないけど大丈夫なの?」という方に向けて、当店で使えるマスクを紹介していきたいと思います!!
(ASOBIBAで使えるものですので、ASOBIBA以外の他店では使えなかった…。という場合もございます)
どんなマスクが使えるの?
まずはASOBIBAで販売しているマスクからです!(表示価格はASOBIBA で販売している税込の価格です)
サンセイ マスク&ゴーグル
こちらのマスクはいわゆるフルフェイスマスクで、ゴーグルと口元の部分がくっついています。
¥2,000円で購入できるこのマスクと、お好きな銃さえあれば、サバゲーを必要最低限のものでプレイすることが出来ます!
そのためこのサンセイマスクが1つあるだけでいいので、荷物が増えず楽ですね!
ちなみにアレンジとして、このマスクのゴーグル部分を取り外し、別のゴーグルと組み合わせてプレイされる方もいらっしゃいます。
このサンセイマスクはASOBIBAのレンタル品としてお渡ししています。
色もブラック、オリーブ、タンカラーなど、種類も豊富なので、初めてマスクを買う方には非常にオススメできます!
Bolle STORMグラス
これはいわゆるゴーグル、目元の保護具です。
ASOBIBAでは¥1,800で取り扱っております。
このゴーグルの特徴は、眼鏡をかけていてもすっぽりと収まるほどに大きいというところです!
ただ全員の骨格に合うとは限らないので、もしかすると縁に隙間ができてしまうかもしれません。購入の際は必ず試着することをオススメいたします!
bolle RUSHプラス/グレークリアレンズ&bolle RUSHプラス/クリアレンズRED
こちらはいわゆるシューティンググラスといい、眼鏡のように楽にかけられるタイプです。
グレーは¥2000、レッドは¥1700で販売しております。
店舗によってはレンズ部分が黒いタイプなども販売しており、太陽光が眩しい外フィールド向け、薄暗いインドアフィールド向けなど使用場所によって選ぶことができます。
このシューティンググラスはスマートでかっこいいのですが、残念なことにASOBIBAではこれ単体で使用することができません。
「ガスケット」と「バンド」を付ける必要があります。それがこちら↓
RUSHプラス用 ガスケットセット
¥800で販売しているこのパーツは、シューティンググラスをかけた際に生じる目元の隙間を埋めるガスケットと、激しい動きをしても落ちないようにするバンドがセットで販売されています。
これを各シューティンググラスに装着すると……
このようにフレームにガスケットを嵌め込み、グラスの「つる」の部分にある穴に嵌めてバンドを装着します。
こうすることでグラスが密着するようになり、隙間がなくなるという仕組みです。
しかしサンセイのマスクと違い、これは目の保護のみ。これだけで遊べるフィールドもありますが、ASOBIBAでは口元も保護できないと遊べません。
先に出てきたサンセイマスクの口元部分を切り離したものも使えますが、マスクとしてASOBIBAで販売しているのが次のマスクです!
Eagle Force ハーフメッシュマスク&SHENKEL ハーフプロテクト・メッシュマスク
このマスクは通称コアラマスクと呼ばれています。ASOBIBAでは¥1,400で販売しており、色も黒やオリーブ、タンカラー、そしてメッシュ部分が白くあしらってあるスカル柄など、色も多岐に渡ります。
しかも口元がメッシュのため、息苦しさがなく比較的ゴーグルが曇りにくくなるメリットもあります。
ゴーグルとこのコアラマスク、もしくはサンセイのマスク部分を組み合わせて使用しているサバゲーマーは結構多かったりします。
ASOBIBAで売っていないマスク達
さて、ここまでASOBIBAで取り扱っているゴーグルやマスクを紹介しましたが、もちろん上記以外にもたくさんあります。その一部をご紹介します!
Amazon:【正規輸入品】Dye i5 ゴーグル エメラルド (サーマルレンズ標準仕様)
これは通称「ダイマスク」と呼ばれているいわゆるフルフェイスマスクです。
基本的にペイントボール用の形状で、耳まで保護できる優れものです。
それに何と言っても色合いが様々でおしゃれ!強そう!
少々お値段が張りますが、それに見合った見た目、性能を備えています。
Amazon:サバゲー ゴーグル マスク フェイスガード フェイスマスク フルフェイス サバイバルゲーム コード2
また、このようなヘルメット状のマスクもあります。
このマスクはサンバイザーもついており、頭部や耳も守れるだけでなく、外フィールドなどでも日差しを避ける効果があります。
ダイマスクも同じですが、必ず自分の頭に合ったサイズのものを選びましょう。じゃないと顎がきつい、こめかみが痛いといった事態になりかねません。
Amazon:サンセイ マスク&ゴーグル メッシュ TANカラー SG-5T
先に出てきたサンセイマスクのメッシュゴーグルバージョンです。
ASOBIBAではメッシュゴーグルの場合、その下に眼鏡、もしくはシューティンググラスを着用しないとご利用いただけません。(ゴーグル部分でBB弾が砕けてしまった際、レンズで破片から目を守るため)
Amazon:DELTA FIELDS 3way マルチ フェイスマスク サバゲーマスク バラクラバ マスク メッシュ サバイバルゲーム タクティカルマスク 目だし帽 フルフェイス ハーフマスク 速乾 吸水 蒸れない 伸縮 万能(黒)
マスク部分で言えば、このようなバラクラバやスカーフなどで口元を覆うことも可能です。
しかしこの場合もASOBIBAでは使うことができません。
ネットなどで購入する時に注意してほしいのは、「サバゲー用」「ペイントボール用」のゴーグルや「金属製、樹脂製」のマスクでないと危険が伴うため、少なくともASOBIBAでは使用できないルールとなっております。
ゴーグルにおいては、いわゆるポリカーボネートのような、BB弾による被弾をしても割れない材質のレンズでないと使えません。
マスクでは、バラクラバやスカーフのような布製のものだと、射程が短い室内フィールドでは布を貫通する可能性があるため、より硬い金属製や樹脂製のものでないと使えないとしております。
ただこれはあくまでもASOBIBAのルールであるため、他のフィールドに遊びに行く際はそのフィールドが定めたレギュレーションに則ってください。(ASOBIBAのレギュレーションはこちら)
自分だけのマスクを作ってみよう!!
ここまで既製品のゴーグルやマスクを紹介してきましたが、中には人と同じのは嫌だ!個性出したい!という方もいると思います!
そんな方にはいろんなアレンジがオススメです。
まずは冒頭に出てきたサンセイマスクです。頰の部分が平面なので、シールを貼るといい感じになります!
上記の写真はASOBIBA池袋店のキャストのマスクです。
このように可愛いorかっこいいシールを貼るだけで、オリジナリティが出ます!
また、マスクの上に何か被せるだけで、オリジナルマスクっぽくなります。
どういうこと……?という人のために!今回は、アニメに出てくるマスクを自作してみました!!
僕のヒーローアカデミア「治崎廻(オーバーホール)」
週刊少年ジャンプで大人気連載中の「僕のヒーローアカデミア」は、ちょうど今期放映しているアニメでもあります。
指定敵予備団体・死穢八斎會の若頭である治崎廻、通称オーバーホールというキャラクターがめっちゃかっこいいペストマスクを着用しています!
Amazon:ジャンプショップ限定 バレンタインフェア オーバーホール スペシャルカード 僕のヒーローアカデミア ヒロアカ
彼はいわゆる裏社会を支配しようとしている冷酷なキャラクターですが、力も野心もそれに見合っており、ヒーロー達を苦しめます。
植物状態(に自らした)の組長への恩に報いるための強引な手段はまさに壮大な敵キャラです。
知らない方はぜひともアニメを観るか、漫画を読んでみてください!熱いセリフは心に響くものがあります。
このオーバーホールおよび死穢八斎會の構成員が着用しているペストマスクを、今まで書いてきたコスプレ記事で培った技術、知識を元に製作しました。
完成後サンセイマスクのマスク部分の上に着用するだけで、めちゃくちゃかっこいいペストマスクを着用したサバゲーマーになるのでは……!早速製作していきます!
せっかくなのでどうやって作っているか、写真を付けて説明していきますので、ぜひとも興味ある方は挑戦してみてください(๑>◡<๑)
マスク作成!
今回はコスプレ衣装作ってみた記事Vol.1で使った厚さ10mmのcosボードではなく、3mmと1.5mmの薄めのcosボードを使っていきます。
3mmはマスクのメインの素材であるレザーが歪まない用の厚紙として、1.5mmはマスク先端の金属部分として、薄いほうが金属感出るかなと思ったので買ってみました!
そしてメインの赤と黒のレザーはこちらです!
レザーは100円均一のお店で売っているらしいのですが、残念なことに今回はすぐに見つからなので布を売っているお店で端切れを買いました。
もし時間がある方はダイソーやセリアなどを巡ってみるのもいいと思います!
今回作成するマスクの材料はこちら!
cosボード
cosボード
赤いレザー(端切れ)
黒いレザー(端切れ)
靴ひも(あれば黄色)
ボタン
アイレットリング
紙粘土
Gボンド(前回買ったもの)
キリ(家にあったものを使用)
ハンマー(家にあったものを使用)
粘土板のような下敷き(家にあったものを使用)
以上が今回の材料です。
まず初めにざっくりとした型紙を作っていきましょう!
参考にしたい資料を基に、ベースとなる全体、赤いレザー部分、黒いレザー部分、耳にかける部分の4つの型紙を作っていきます。
金色の金具部分は、後ほど作っていきますので今は忘れてください。
このベースに部品を付けていく感じです!
今回買った1.5㎜のcosボードにベースの型紙を当て、シャーペンで裏と表2つ写し切り取ります。
後ほどベースとなるcosボードにレザーを張り付けていくため、ある程度cosボードの形を完成形の形に丸みを帯びた癖をつけます。
これにてベースの型紙は完成なのですが、このまま上に張っていく赤レザーも同じ形で切り取ります。
次に、赤レザーの上に張る黒レザー部分を作ります。先ほど作成した型紙もとに、黒レザーの型紙を作ります
こんな感じに左右対称に、先ほどの型紙よりも一回り大きいものを作ります。
先端の方に真ん中過ぎるあたりまで切り込みをいれます。
型紙が出来ましたら黒いレザーに写し切り取ります。
以上三つの部品を切り取り、重ねたものがこちらです。
(養生テープがべたべた張ってありますが、仮止めみたいなものです)
赤いレザー同士は少し重ね気味に、1番下のcosボードは曲げることを考えて、cosボード同士の間隔を1㎝ほど空けてあります。
この状態で2つのレザーをGボンドで貼り付けます。
次に資料を見つつ、金属部分に差し掛かるところまでレザー同士を黄色い紐でつなげていきます。これがかなり苦戦しました…。
紐を通したいレザーの部分にキリを使って穴を空けるのですが、このとき手を思いっきり刺してしまわないように、気を付けてくださいね!
空けながら紐を通していくと、何となくイメージしながら作成できると思います!
紐の両端は2㎝程残して縫い進めて下さい。
矢印のように縫い進めていくと…
こんな感じになります!
イラストを見ながら縫い進めていきます。
紐の両端は裏地にGボンドで固定します。
紐をすべて通し終わったら、マスクの中腹当たりに2つ穴と金属をつけていきます。両面合わせて4つ付けます。
今回はレザーに付けられるような「アイレットリング」というものを見つけたので使ってみようと思います!
付属でアイレットリング用のポンチなどがついているものを買いました。
初めて見たものなので探り探りでの作業です…
ここから先は、粘土板のような下敷きを敷くのを忘れずに!
まずは布に穴をあけていきます。
この上の出っ張りをハンマーでたたき、布に穴をあけます。
次に、この穴に部品を付けていきます。
この時の注意は、裏からハンマーで作業するので、部品の向きを間違えないようにしてください。
こんな感じになりました!
ついでに、金属部分も作りました!
最初の時点では型紙を描くのが難しかったため、形が完成している本体を基に1.5㎜のcosボードを切っていきます。
こんな感じの先端を尖らせた筒の物1つと、長めの部品2つ作ります。
両方の表面をGボンドで塗ります。
カラーに入る前に紙粘土で金属部分についている、厚さ3mmほどの円いボタンのようなものを作ります。
紙粘土を手のひらでころころと丸め、大きさ9mm台のものを5個と12mm台のものを2個作りました。なくしたり壊れたとき用に、今回は多めに作ってあります。
できた紙粘土の部品を触ってもしっとりした感じがしない!ってなったらこの部品と、1.5mmのcosボードで先ほど作った金属部分のものを金色のスプレーで色塗りしていきます!
スプレーを使う際は、換気のできる場所で汚れてもいいように、段ボールなどを敷きましょう。
裏も忘れずに満遍なく吹きかけましょう!
乾いたら1.5mmのcosボードの裏全体ににGボンドを塗り、本体に接着していきます。
接着し終わったら、画像と照らし合わせながらGボンドでボタンをつけていきます。12mmのものは正面に張り付けるのではなく両サイドにつけましょう。
さて、マスク作成も終盤に差し掛かってきました。
耳にかける部分の黒レザーを本体につけていきます。
7×8㎝の物2つ、5×7.5㎝の物2つを作り、2角を切り取り3つの辺を折り、Gボンドで付けていきます。
この折り曲げた状態の大きさの裏地が欲しいので、それも4つ作っておきます。
先ほど角をボンドで固めた布の上の部分に金色のボタンを付けます。
布に小さい穴をあけ、埋め込むようにボタンの出っ張りを差し、裏面をGボンドで固めました。
この部品を本体のバランスを見ながらくっつけていきます。
この部分にゴムを調節しながら貼り付け、裏地で挟んだら完成です。
完成!!
コスプレ記事をご覧になった方は察すると思いますが、そのままオーバーホールの衣装も製作し、じょーがコスプレしてみました!!
ちなみに本物のオーバーホールがこちら↓
Amazon:僕のヒーローアカデミア 14 (ジャンプコミックス)
そして!実際にサバゲーで使うために、サンセイマスクの上から着用するとこんな感じ!
この格好に銃を持つと映える映える……ただ弱点が2つありました……1つは声が籠るのでヒットコールが通りづらいこと、もう1つは大きすぎて構えづらいということ……(サバゲーに向いて無さすぎ!?)
サバゲー用に作るのであれば、もうひと回りかふた回り小さくした方が良さそうです( ˘ω˘ )
ちなみにペストマスクは本来ペスト医師がつけているものなので銃は持ちませんが、せっかくなので「僕のヒーローアカデミア」本編で死穢八斎會のメンバーがとある弾(ネタバレになってしまうため伏せます)を発砲する際に使っていた、GLOCK18Cを持ってみました!
世界で1つだけのサバゲーマスクになりました!
個性を作ろう!
今やサバゲーのマスクは様々なものがあり、素材もまた様々です。全ての使えるマスクを書き出そうとするとキリがありません……。
でも自分で作るのもまた別の楽しさがあるということが伝わってくれれば嬉しいです!
ただし、鑑賞用のマスクとサバゲーのマスクは全く質が異なるものになるので、「せっかく作って持ってきていただいたマスクが使えなかった!」という場合もございますので、あくまでも参考程度によろしくお願いします(´・ω・`)
今回のように既存のサバゲーマスクの上に着けるのであれば問題ないと思います!
それではこの辺りで!次回をお楽しみに〜!