今回はスージーちゃんの服を製作!(というほどのものではないけど……)
どうも、がのん(右)とじょー(左)です!
この記事はコスプレ衣装を作りましょうという企画をこそこそと細々とやっていくやーつです!
何のことか分からないよという方はプロローグから読んでくだちい!
第1弾はDead by Daylightのキラー【The Region(スージー)】です!
どういう作品なのか、そしてどこまで完成しているのかはVol.1-1をご確認ください٩( ‘ω’ )و
スージーの服装は黒パーカーに赤と黒のスカート、黒タイツにスニーカーという、割と普通の女の子っぽい格好をしています。ただ返り血がこびり付いている辺りにキラー感が出ていますね。
これらの服装は安く古着などで仕入れて、血や汚れをペイントしていきます。
今回の服に使用する材料はこちら!
スカート¥500
パーカー¥2700
カラースプレーブラック (前回買った物)
カラースプレーレッド (前回買った物)
アクリル絵の具ブラック (前回買った物)
アクリル絵の具レッド (前回買った物)
筆 (前回買った物)
黒タイツ(家にあったものを使用)
裁縫針(家にあった物を使用)
糸(家にあった物を使用)
布切りバサミ(家にあった物を使用)
紙(家にあった物を使用)
油性ペン、あればチャコペン(家にあった物を使用)
合計¥3200
以上です。
前回と同じく、スプレーや絵の具を使う時用の新聞紙やダンボールの用意をしてある前提でいきます。
今回は前回買った物を使っていくので、かなり安くできました!
とは言っても服自体を購入しているので安い物でもこの値段はかかります。早く裁縫スキルを身につけたい!
ちなみにスカートとパーカーはメルカリやアマゾンやなどのサイトで購入しました。
探すと中古ゆえに安めの出品物がたくさん出てきます。
買う際は必ずサイズ確認するのを忘れないようにしてくださいね!丈が短すぎる、なんて事はよくあります…
①パーカーの形作り
まずはパーカーのフードがかなり小さかったため、大きめのフードに付け替えていきます。
フードの大きいパーカーを買えばよかったのですが、なかなかこれだ!というのもが見つからず、付け替えればいいか!という発想になりました。
という事で、ちまちまとハサミなどでフードの部分のみを断ち切ります。間違ってフード部分とは別の所を切らないように注意してください。
こんな感じになりました。これはもうスウェットですね(笑)
フードは大きくしたいけれど、このパーカーと同じ生地を買うのもちょっとお金かかるなあ…と思った我々は気付いちゃいました!このフード二重になっておる!このフードを広げれば大きめのフードも作れる!
ということでこのフード、ただの布に戻しちゃいます!の前に大きなフードを作るための型紙を作ります。
紙の上に先ほど切り離したフード置き、そのフードをもとに大きいサイズの型を描きます。
ここで重要なのは、高さをなるべく大きく取ることと、それに合わせて横幅も変えること。
そして、先ほど元々パーカーと繋がっていた部分の大きさは変えないことです。
これは後ほど元パーカーとつなぎ直すため、なるべく変えないようにしてください。
そして無駄に大きく描きすぎないことです。布が足りなくなります…
描けたらフードを一枚の布にするために開いてください。紙に描いた型紙も切り取ってしまいましょう!
このように切り取ったら広げたフードの上に型紙を合わせます。
2枚取るのでなるべくギリギリで合わせ、油性ペンで布にこの形の下書きをします。
本当はチャコペンがあったらよかったのですが、たまたまこの日はなかったので油性ペンで代用しちゃいました!
かなりギリギリだったので少し伸ばしながら描きました。
1枚目はそのまま描いて大丈夫ですが、2枚目は型紙を裏返して形を描いてください。
これ絶対間違わないように気をつけないと、反面布でもう反面は裏地、のように大変なことになってしまいます。
布に下書きを書き込めたら、下書きに沿って布を切っていきます。
2枚切り取れたら表面同士を合わせ内側にし、裏地を外側にしてください。
後ほどひっくり返すのでそのままフードの赤い線の部分を縫います。
縫い方は1番簡単で王道のなみ縫いで縫いました。なるべく細いなみ縫いをしてあげてください。
赤い線を引いてない部分は縫わないように気をつけてください。逆に緑の線の部分は顔が出るところです。
切り口がほつれそうなので、1cmほど裏面に折り返し縫い付けます。
縫い終わったら一度ひっくり返してみてください。
このように2枚がくっついていれば完璧です。
次に作ったフードをパーカー本体につなぎ合わせます。
フード裏面の上の青い線の部分を、パーカーのフードが付いていた部分に縫い合わせます。
この際にフードの真ん中と、パーカーのタグを目安に真ん中から縫い付けてあげてください。
縫い方はなみ縫いで縫い付けます。
縫い終わったら首元の部分を一度切り込みを入れて、縫い目がわかるように荒く縫い合わせていきます。
次はポケットを変えていきます。
ポケットの右上の部分少しをパーカーから剥がし折り曲げます。
白い糸を使いポケットの周りに下の写真のように縫った感を出します。雑な感じが殺人鬼っぽさを出しています!
バランスを見ながら縫いつけます。
これにて、パーカーの形作りは終了です!
ここまでにかかった時間は約5時間ほど…
どこに切り込みを入れるか、どこを縫うかを考えてから作り始めれば、かなり時間を短縮することができます!
②服全体に着色
ここから直色の作業ですので必ず換気された場所で行なってください。
そして汚れてもいい場所を利用するか、着色する服の下にダンボールやビニール袋を敷くのをお忘れなく…
着色していくのはこちら。
先ほど作り上げたパーカー、チェックスカート、それと左上にこっそり写っている黒タイツこの3つ二着色していきます。
はじめに赤と黒のカラースプレーでパーカー、スカート、タイツに満遍なく着色していきます。
黒のカラースプレーを全体に、ところどころ濃く着色すると、より使い古された感が出ました。
薄汚れた感じ、出せたでしょうか。
これだけでは色も薄く物足りないので、赤と黒の絵の具でも着色していきます。
赤と黒の絵の具を混ぜ、赤黒い色を作り出せたら筆で遠慮なしにベタベタと塗りたくっていきます。
「あっ、筆めんどくさい」
はい、出ました。がのんはまたもや思ってしまったのです。
手で塗ればいいじゃないか。
写真の上の筆はお飾りです、もう笑ってください。
手の平に赤と黒の絵の具を7:3の割合で乗せそのまま手のひらをにぎにぎします。にぎにぎして手のひらで混ざった絵の具を服に遠慮なくなすりつけていきます。手を汚してたまるか!って方は筆で塗ってください。そのほうが細かいところも塗れます。
親の仇かってぐらいの勢いでベタベタと絵の具を塗っていってください。
さてどうでしょうか!パーカー、スカート、タイツ全て塗れましたか?かなり使い古した感と返り血浴びた感出せたのではないでしょうか。
これにて服の成形の全ての工程は終了でございます!!
最後に乾かすついでに消臭剤をぶちまけましょう。着るときかなり匂いがきついです…
次回は小物編!
Vol.2いかがだったでしょうか!
ネットで頼んだ当初はパーカーのサイズが思った以上に小さく、かなり焦りましたがうまくフードを大きくすることでカバーできました!
元からフードの大きいパーカーというもの自体が少なく、フードのみ大きくできるようになれば作れる衣装の幅がかなり広がりますね。
私服寄りのキャラクターの場合、元々ある服を元にして作れば衣装を作り上げる時間もかなり短縮できそうです!初めて服を作り変えましたが、今度は布から作ってみたい欲に駆られました。
完成したときの心地よさ、すごいです…(語彙力)
お次はスージーのフードから見えている髮と武器の製作。
そしてついに、全身お披露目の日も近いです……!
それでは次回もお楽しみにー!!