ホーム > フィールド一覧 > 【一度は観ておきたい】映画『ガンズ・アキンボ』二挺拳銃と化した腕で彼女を救い出せ!

みんな大好き!銃が出てくる映画だよ!

もしある日、自分の両手に銃が固定されていたら……
更に、その銃で戦いを強制されたら……
あまつさえ、その戦いが全世界に実況中継されているとしたら……

君はどうする?

こんにちは、先日久しぶりに銃レビューをしたちよDです!
今回紹介するのは2021年2月26日(金)に劇場公開予定の映画ガンズ・アキンボ
「アキンボ」とは「二挺拳銃」という意味。名前通りのガンアクションが期待できるタイトルだ!

一足先に試写会のお誘いを受けたので、今回はネタバレにならない範疇でのレビューと、作品を観る上で押さえておくと良いポイントを紹介していこう!
口調も作品の世界観に合わせていくぞ!

また2021年2月9日~2月23日の間、抽選でムビチケをはじめとした景品が当たる『ガンズ・アキンボ』×ASOBIBAのフォロー&リツイートキャンペーンも開催中!

あらすじ

ワケアリの参加者たちによる、非合法の殺し合いを生配信する闇サイト「スキズム」。娯楽に飢えた人々が熱狂する中、人気、実力ともにトップに君臨する最凶の殺し屋、ニックスは今日も勝利を収めていた。

ある日、ゲーム会社のプログラマーであるマイルズは日々の鬱憤を晴らすため、「スキズム」に集う視聴者を相手に荒らし行為をしていたが、住所を特定され、謎の組織からの襲撃を受けてしまう。
再び自宅で目を覚ましたマイルズだが、その両手にはボルトで拳銃が固定されていた……。

「スキズムに参加し、24時間以内にニックスに勝利しろ。そうすればお前を歓迎する」
そう命令されたマイルズの元に、間髪入れず襲い掛かるニックス。
両手に拳銃を固定されたまま逃げ惑うマイルズだったが、唯一の拠り所である彼女のノヴァまでもが組織に捕らわれてしまった。

画面越しじゃない、本物の殺し合いの当事者となってしまったマイルズは、この戦いを終わらせる為、彼女を取り戻す為に覚悟を決めるのだった。

映画「ガンズ・アキンボ」の世界観

■モラルなき娯楽「スキズム」

この作品はいわゆるデスゲームものと言って差し支えない。
作中で登場する闇サイト「スキズム」は、アンダーグラウンドで絶大な人気を集める動画コンテンツとして、人間同士の殺し合いを配信している。
演出はまるで格闘技やゲームのようにド派手で、視聴者層は貧困層からアップタウンのビジネスマンまで幅広い。

「スキズム」の戦いに会場は存在しない。参加者同士出会った場所がバトルフィールドとなり、時には一般人を巻き込みながらの戦いを、無数のドローンが中継している。古くから人類は暴力を娯楽の一つとしていたが、「スキズム」は現代におけるコロッセウムのように見える。

より過激に、よりリアルに。自身が当事者にならない「暴力」を求める者は、いつの時代も確かに存在する…「スキズム」は決しておとぎ話ではなく、「あるかもしれない未来、もしくは今」なのだ。

■等身大の男、規格外の女

主人公マイルズを演じるのはダニエル・ラドクリフ
もう説明の必要はないだろうが、映画版の「ハリー・ポッター」その人だ。
杖は持っても、二挺拳銃を手にしたヒゲ面のラドクリフは、今まで想像も付かない姿だったかもしれない。

だけど、このラドクリフは魔法使いでもヒーローでも何でもない。
会社では上司にペコペコして、家では動画サイトに荒らしコメを書き込む典型的なネット弁慶のオタク「マイルズ」だ。気弱な男が外すことのできない二挺拳銃を手に四苦八苦する姿はまるで「シザーハンズ」を彷彿とさせる。
降るのは雪じゃなく血の雨だが。

対戦相手となるニックスを演じるのはサマラ・ウィーヴィング
彼女は一切コソコソしない。白昼堂々正面から襲撃を仕掛け、あらゆる銃火器を使いこなし、その圧倒的な戦闘力ですべてを叩き伏せる、マイルズとは正反対の存在だ。

また意外にも彼女は理性的だ。決して戦闘狂という訳ではなく、相手が戦闘力の無い素人と見ればわざわざ銃の扱い方を指南したり、明らかにスキズムとは無関係な非戦闘員には(一部を除き)手を出さない。
ただの戦闘マシンではない、どこか愛嬌と分別のある言動が彼女の魅力でもある。むしろ正々堂々とすら見える彼女の戦いに、憧れる者すら出てくるだろう。
でもそれは叶わない。俺たちはニックスじゃないから。

水と油、陰と陽とも言える、本来は絶対に交わることの無かったであろう二人の戦う理由が、今回のスキズムにおいてのカギとなる。

■登場人物たちは「自分自身」だ

今日の生活において欠かすことのできないインターネット。今ではネット上でのコミュニティやSNSも発達し、自分自身の口以外から発信できる手段が大幅に増えた。発信が増えるということは、その人の地や、隠された本性が露出しやすくなるとも言える。

相手の顔が見えないネット上では、特にその傾向が強く表れる。
今ここにいない、画面の向こうの存在に対して、人間はいくらでも残酷になれる。

マイルズもまた、ネット社会に支配された人間の末路の一つなのだろう。
そう考えると、真逆に位置するニックスは、その中で自分を押し通す強さを持った「憧れの化身」にも見える。
スキズムの視聴者たちも、きっと自分たちと同じ存在なのだろう。
この映画を見てマイルズの行動に一喜一憂するという事こそが、スキズムの視聴者と同じ行動なのだから。

とにかく銃が出てくる映画だ!

ここからは劇中に登場する銃器の中でも、主要な人物が持っているものを出来る限りネタバレを避けつつ紹介していこう。銃が主役の映画なだけあって沢山の銃が出てくるぞ。
どのシーンでこれらの銃が出てくるのか、スクリーンで是非答え合わせをして欲しい。

M1911

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コルトM1911から始まる、いわゆるガバメントと呼ばれるタイプの銃。1911年にアメリカ軍に採用されて以来、100年以上に渡ってアメリカを代表する拳銃に君臨し続ける存在だ。現在は各メーカーがこぞって独自のガバメントを生産し、そのバリエーションは無限と言っても差し支えない。こういったコルト以外のメーカーが作ったガバメントを総称して「1911クローン」と呼ぶ。

マイルズの両手にボルトで固定された二挺の銃がコレである。メーカーはもちろん不明だが、エジェクションポート、スライドセレーションの形状から現代的なガバメントをベースにしていると思われる。
通常の装弾数は7発と少ないが、マイルズに取り付けられたものは専用のロングマガジンが装着され、片側50発が装填されている。もちろんマガジンチェンジなど出来ないため、マイルズはこの両手合わせて100発の弾丸で「スキズム」を戦い抜くことになる。

グロック34

Amazon:東京マルイ GLOCK34 18歳以上 ガスブローバック

オーストリア製のポリマーフレーム拳銃。いわゆる樹脂でフレーム部分が成型されており、従来の総金属製の銃に比べて軽量に作られているのが特徴。今でこそポリマーフレームは現代の拳銃におけるトレンドの一つとなっているが、グロックはその先駆けとなった銃である。
樹脂という言葉が先行し、金属探知機に映らない銃という誤認がされるが、スライドを始めとした機関部は当然金属で構成されているためバッチリ映ってしまう。

ニックスの持つハデな塗装のされた拳銃がグロック34。最もスタンダードなグロック17よりもロングバレル化されており、更にニックスの持つものはSAI製のカスタムスライドへと交換され、マガジン交換がしやすい様に大型のマグウェルが追加されている。
劇中で様々な銃を使うニックスだが、カスタムの具合を見るに、このグロック34が彼女の相棒と呼べる銃なのかもしれない。

IMI マイクロウージー

出典:Wikimedia Commons

イスラエル製のサブマシンガン「ウージー」の小型版。拳銃並みのサイズながらフルオート射撃が可能で、なんと毎秒24発もの連射速度を誇る。そのため非常に制御が難しいが、近距離での瞬間火力は随一。

予告でニックスが二挺持ちしているものがコレ。その高い連射速度ゆえ、通常のマガジンではすぐに撃ち尽くしてしまうため、ニックスは大容量のドラムマガジンを装着している。

クリス ベクター

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アメリカのクリス社が生産するサブマシンガン。強力だが反動の強い.45ACP弾を連射する為に独自の機構が盛り込まれており、毎秒20発という高い連射速度を持ちながらも反動を小さく抑えている

予告でニックスが歩きながら担いでるものがコレ。ちなみに本来ある筈のフロントサイト、リアサイトが付いていない。

IMI タボール

Amazon:S&T タボール21 Explorer Ver. BK

ウージーと同じIMI社が開発したアサルトライフル。ブルパップ式と呼ばれる、マガジンがグリップよりも後ろに配置されたレイアウトを持つ。これによりパワーを保ちながらも銃の全長を短く抑えているほか、他のブルパップ式と比較しても大幅に軽く作られているのがタボールの特徴である。

これもニックスが使用。大口径のドットサイトを装着している。

RPG-7

Amazon:ARROW DYNAMIC RPG-7 ガスランチャー リアルウッドバージョン

ソ連が開発したロケットランチャー。旧式ながら安価かつ単純な構造で頑丈。現在はソ連以外にも各国でコピー生産されており、今なお世界各地の紛争などで使用されている。
ミサイルのような誘導性能は持たないが、その気になれば戦車や飛行機なども破壊可能なパワーを持つ。

予告でニックスが何かを撃ち落とすシーンで持っているのがコレ。更に光学照準器を搭載している。
…紹介してて思ったけど重武装すぎない?

GE M134 ミニガン

出典:Wikimedia Commons

アメリカのGE社が開発した機関銃。束ねた複数のバレルを回転させながら発射する、いわゆるガトリングガンと呼ばれるもの。
航空機に搭載する大口径のガトリングガン「M61バルカン」をライフル弾用に小型化したもののため、ミニガンと呼ばれる。その連射速度は毎秒60発にも達し、直撃すれば痛みを感じる間もなく昇天することから「無痛ガン」とも呼ばれる。

予告で(しつこい)サングラスをかけたニックスが車の上から撃ちまくっているものがコレ。本来ならば人間一人では扱えないほど重く、車やヘリ等に据え付けて撃つものだが、ニックスはこれを担ぎながら撃っている。ターミネーターか何かか?

S&W M&P

Amazon:東京マルイ S&W M&P 9 18歳以上ガスブローバック

リボルバーで有名なアメリカのスミス&ウェッソン社が販売するポリマーフレーム拳銃。M&Pは「ミリタリー&ポリス」の略で、実際にアメリカのロサンゼルス市警などにも採用されている。
先述のグロックを強く意識した設計の、アメリカ版グロックとも言える銃。

コルト M4A1カービン

Amazon:東京マルイ SOPMOD M4 18歳以上次世代電動ガン

ベトナム戦争時にアメリカ軍に採用されたアーマライト社のAR-15…制式名称『M16』を始祖に持つ、現代におけるアサルトライフルの代名詞とも言える銃。軍だけでなく警察にも広く採用されている。

S&W M500

Amazon:タナカ S&W M500 8-3/8インチ ステンレス ジュピターフィニッシュ

スミス&ウェッソン社のリボルバー式拳銃。かつて世界最強のリボルバーと呼ばれたM29の.44マグナム弾を遥かにしのぎ、量産された拳銃弾の中では最大の威力を持つと言われる.500S&Wマグナム弾を使用する、超大型リボルバー。
その用途は主に大型獣相手の狩猟用とされる。

AA-12

Amazon:東京マルイ AA-12 18歳以上 フルオート電動ショットガン

アメリカのMPS社が開発したショットガン。何とフルオート射撃が可能となっており、秒間5発で連射される。一般的なショットガン用の弾薬である12ゲージ散弾(00バック)の場合、1発に9個の弾を含むため、秒間45個もの散弾を撒き散らす計算だ。
独自の内部構造により極めて反動が少ないことが特徴で、片手でも連射が可能とされている。

NERF Nストライクエリート ストロングアーム

Amazon:ナーフ N-ストライクエリート Nerf N-Strike Elite Strongarm Blaster

アメリカのハズブロ社が展開する『ナーフ』シリーズのリボルバー式ブラスター。発泡ウレタンの先端にゴム製の弾頭を貼り付けたダーツと呼ばれる専用弾を用いる…要はおもちゃである。そのため今回紹介する中では唯一、日本で実銃を手に入れることが可能だ。
作動方式はスライドをコッキングしてから発射するシングルアクション。トリガーを引いたままスライドを繰り返しコッキングすることで連射が可能なラピッドファイア機能を搭載している。

何故こんなものを?と思うかもしれないが、作中ではMVP級とも言える活躍を見せてくれる。是非その目で確かめてほしい。

こういうの、好きなんでしょう?

とまあここまで語ってはしまったが、基本的には映像を観て楽しむエンタメ作品だ。そして、どちらかと言えばマイルズのようなギークにこそ観てほしい作品でもある。
バトルシーンで流れるBGM、数々の名作映画のオマージュ、登場する銃のセレクト等々、意図的に「どこかで一度は見たことがある」ものがふんだんに盛り込まれている。そして、男の子は得てしてそういうのが大好きなのだ。

断言しよう。
オタクならば観て損はない。

ようこそ、スキズムへ。

『ガンズ・アキンボ』
公式サイトはこちら!

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