やしろあずき氏をゲストに呼び、中二病サバゲイベントの開催前、地下1階オフィスでは拗らせ過ぎてしまったスタッフによる召喚儀式が行われていたのであった…
「漆黒の闇より、愚鈍なる力に抗う反逆の糧!今、降臨せよ!Spanish rations!!」
愉快なおじさんの全然伝わってこない言葉で今回も幕開けです。
一応レーションとはなんぞやというのを確認しておきましょう!
説明しよう!!!!!!!
レーションとは、一般的には軍隊において軍事行動中に各兵員に配給される糧食(コンバット・レーション)のことであるッ!!!
第2回!ミリ飯試食会!!
本記事の筆者。各店舗の周辺グルメ記事も書いている。バンパイア系小説を読み漁り、自分をバンパイアだと思い込んでいた系女子。余韻で今もゴスロリを着ている。 | |
ASOBIBAの偉い人。高校生の頃、兄と水見式をやって変化系だということが発覚した。思い浮かんだリリックをメモしていたという痛々しい過去を持つ。 | |
妖界ナビルナの影響で傷がいつか開いて第三の目が出現すると思っていた系女子。一見まともに見えるが、時折”本物”を感じさせる現行の中二病。好きなバンドはミ○ヤマザキ。 | |
中学時代デスノートの魅上照に影響され、休み時間に色んな人を削除していた黒歴史がある。出勤時、EP3のアナキンみたいな顔でエレベーターを降りてくる。スペイン語を勉強していた。 |
エレキングが見つけてくれましたね!!
今回召喚に成功したのはスペインのレーション!!
「意外と重たい!!おフランスのクッキーかと思いました!!」
まほりんがおフランスのクッキーと勘違いするくらいには、パッケージがおしゃれで、ハイセンス感が漂っています。
今回もその道の人しか開けられない仕様でした。
そして、匂いのデジャヴが襲いかかってきました!!これはロシアのレーションの時と同じ匂い!!
「あっ!うわ!!うわぁ!!!乾燥したエビの死骸の匂い!!」
いちいち死骸とか言ってくるあたり患ってますよね、普通に乾燥エビと言ってくれ。
お弁当箱っぽくて可愛いです。
「なんか葉っぱが入っている!!!」
「え、なに?コカ???」
コカが入ったレーションが日本で流通している訳ないのですが、アナーキーな発言が目立ちますね。
箱を開けると、謎の芝が入っており、未開封なのになぜという疑問が残ります。
「緑で目にやさしいねぇ」
ということで、今回も美味しそうチャートと食べられなさそうな物に分けてみました!
色の統一感半端ないです、オシャレすぎて逆に食欲をそそられない感じです。
前回のロシアレーションはパッケージにリンゴの絵が描いてあったりと分かりやすかったのに比べ、
文字が読めないと中身が分からないという難易度の高さ。
■おいしそう
・ジャムだと思われる物
・「VITAMINA」って書いてあるからほっとれもんみたいな感じだろうって予想されるやつ
■中間
・なんか缶詰みたいなやつ壱
・「SOPA DE POLLO CON PASTA」、ペーストかパスタか分かんないけどパスタであってほしいやつ(石鹸疑惑)
■おいしくなさそう
・なんか缶詰みたいなやつ弐
・めっちゃちっちゃい袋のガムだと思われる物
■あからさまに食べれないだろうというもの
・組み立てたら台になるやつ
・マッチ
・紙ナプキン
・デンタルって書いてあるから歯磨き粉だと思われる物
・あからさまな着火剤
以上4分類です!!!!
今回のレーションにはスプーンフォークの類は入ってなかったです。パンやビスケットの類もなくロシアとは仕組みが違うのか…?
難しいのが、前回とは違い食べられるマークらしき物はなく、どれが食べられるのかわからないところ。
ジャムをつける対象が入っていないので、本当にジャムなのか、はたまたピンクの着火剤なのか食べてみないとわからない、ナチュラルロシアンルーレットのスタートです!!
今回のロシアンルーレットはどんなゲテモノであろうと開けた人が先陣を切って食べるという男気ルールです!タノシイ!!
いざ!!実食!!
まず、「VITAMINA C」と書いてあるパッケージの袋が4袋(人数分)あるので1人ずつもって乾杯します!
「Cheers‼︎‼︎」
開けてみると白い粉末が入っており、ポカリスエットの粉みたいな味です。
前回、勇者リョウガくんが言っていた「水に溶かして飲む何か」の可能性がありますが、
一気に流し込んでしまったため検証はできず。
ただ、口どけは悪くないのでこのままでも問題はなさそうです。
次に、まほりんのターン。「SOPA DE POLLO CON PASTA」
同じパッケージの袋が2つ並んでいるのですが一方は空で、一方は中身が入っています。
読解ができないため、なぜ一方が空なのかは謎です。
「SOPAってソープ?石鹸じゃない??」
もし石鹸だった場合、かなり早い段階でノックアウトを取られ、戦力が減るので避けたい!!
「あぁ!!うわあ!!なんか、食べ物だと思うんですけど、なんか、なんか…」
「言葉を失っている…」
「乾燥パスタだ!!」
「缶にいれて、温めて食べるんじゃない?」
「これはこれでおいしそうじゃないですか?」
「チーズ感がある?もしかしてちょっと。」
「すげぇ…なんの抵抗もなく受け入れてる…」
〜まほりん毒味タイム〜
「んあッはははははw」
様子がおかしいということで残りの人生が少ないおじさんも食べてみることに。
「友達ン家でおやつだよって出されて、これの味したら、俺は、食べない」
開けてみると、粉末とカールタイプの乾燥パスタが入っていました!
確実にわかるのは、このまま食べる訳ではないということですが、調理法は不明。
燃料があるので、おそらく温めて食べるのだと思うのですが、空の袋を使うのか、はたまた別の容器を使うのか。お湯を入れて待つのではないかというところまでしか予想ができません。
ちなみにすべてのパッケージに印字してある「FUERZAS ARMADAS」は「軍隊」という意味らしいです。
次は、牛若のターン。
残っているのが円形の缶か、楕円形の缶だったため究極の2択を迫られましたが、
選んだのは円形の缶。
とりあえず開封の儀ということで、みんなの視線が缶詰に集まります。
「でっ出てきたッ!!!えっ、えぇ…やだ…いやだァ…」
「おぉ、めちゃくちゃ水っぽいな。スープ??」
中身はジャガイモや豆をはじめとした野菜のたくさん入ったスープです。温めた方が確実に美味しいです。
「味が無ェ…」
「えっ…(さっきのパスタ)入れるのかなァ… あっ!肉が入ってる!!猫缶の匂いする〜!!」
「毎回猫缶に例えるのやめてください!!」
そしてこの顔である。
・・・。
「味のないシーチキンです。」
「芋もまぁ、食べれなくはない…非常時なら食べれr… 」
「食べれなくはない!ってかんじですやっぱ」
シーチキンを食べさせられているまほりん、”食べられる”と”食べられなくはない”に大きな違いを感じたようで、
牛若の言葉に食い気味で訂正をかけてきました。シーチキン恐るべし。
最後飯担当のターン。
振ってみると鯖缶のような、中に固形物の入った音がします。タパタパタパみたいな。
あと、これが最後の缶なのでメインディッシュである可能性も高い。
タンパク質系が今のところシーチキンだけため、おいしい肉であることを期待していると…
「今裏面みた時にカラメルなんじゃないかって…カラマレスって書いてあって…」
「プリン!?(歓喜)」
想定外のデザートの出現に一同大盛り上がりです。スペイン語専攻やりおる。
おしゃれなパッケージのものには、おしゃれなものが入ってるものですね!
期待を込めて缶を開けると焦げ茶色の液体で満たされており、いかにもカラメルですという感じ。
しかし、この時飯担当はあることに気付いたのでした。
甘い匂いがしないのです…
変だなーおかしいなー怖いなーと心の稲川淳二がささやき始め、ついにその時が。
こここここれは、プリンではない…!!!!!!
あまりの衝撃に一同唖然。沈黙が続きます。
「おさかな…?」
「えっ…やさい?」
「茄子かな…」
「イカ…?」
出てきたのはどす黒いエイリアンのような何か。茄子の蔕のようにも見えなくはないが…
まさか自分で作った男気ルールに自分が苦しめられるとは微塵も思っていなかった飯担当、ドン引き。
飯担当以外もずっと「えぇ…」やら「うわぁ…」などの持ちうるすべてのドン引き感嘆詞を吐き続ける始末。
プリンというデザートの言葉に完全に持ち上げられていた期待は、奈落の底をはるかに超えた奥底に叩きつけられ、何人もまともな言葉を発することが出来ません。これが絶望。
これこそが絶望!!!!
神なんていなかった、なんならスペイン語をまともに勉強したやつもいなかった。
何がカラメルだよ期待させやがって、食ってみろよ!!カラメルかどうか確認しやがれ!!!!
「イカだったら僕食えないっす、食べた瞬間ここに全部ぶちまけるんで(ドヤ顔)」
あ?
「いやー何喰わされるか分かんないのが一番怖い」
あぁ???
逃げやがりましたよ、カラメルと期待させておいて、食えないと分かった瞬間他人事ですよ。
(ここで逃げに対するを火力高めのdisを差し込む予定でしたがコンプライアンスに配慮し自粛させていただきます)
とりあえず逃げについてはまたあとで話すとして、カラメルと思われた茶色の液体は油のような感じ。
ホタルイカのアヒージョではないかという噂がザワザワと聞こえてきますが、実際は何なのか。
「俺、食べるよ、俺が死んだら骨は拾ってくれよな(イケボ)」
どこかの誰かさんとは大違いです、これこそ上司の鑑!
部下の安全を確保するために先陣を切って突撃する姿は部下の信頼を得るための一番の近道!
・・・。
これはさすがにやっぱり駄目だったか、死んだらおじさんの骨はイカと共に埋めて差し上げよう
と思って涙ぐんでいると…
「おいひいよ」
「えっ!!うそ!!!」
味は居酒屋で出てくるようなホタルイカの姿煮に似ており、味も醤油っぽい感じです。
和風っぽく食べたことのある味なのですが何かは思い出せず…
温めたほうが断然おいしいと思います。
最後に残ったジャムのようなもの、缶の中に缶パンが入っている可能性を期待しておりましたが
それもなく完全に謎の液体であります。
燃料の可能性を残しつつ、山椒と電池以外はだいたい食べれる飯担当が食べます。
「あんこっぽい…?」
燃料ではなさそうなので、ジャムだと思いますが何ジャムかはわからず。
ということで、すべてを食べ終えたところで今回のおいしさチャートはこちらです!!
全体的に前回のロシアよりはおいしく、戦場で出されたら「あ、ありがとうございます」くらいのテンションで食べるくらいのクオリティーです。
全てを翻訳することはできなかったのですが、右のスープは「ポテガレゴ」というポトフのような料理らしいです。
また、真ん中の「カラマロス」とは「イカ」という意味だったらしく、牛若君は残念ながら不正解でした。
最後にこちらの食べることが出来なかった謎の粉はチキンスープパスタだったようです。
スープパスタとスープが混在する不思議な食べ合わせですね。
ミリ飯は通販などでも購入できるので、ASOBIBAサバゲーのお供にいかがでしょうか?
休憩中に何かよくわからないものを食べている奇人としてヒーローになれること請け合いですよ!
(食べられるか不安な人はちゃんとおいしい自衛隊のレーションを買おう!)
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