あとがき
皆様お世話になっております、ASOBIBA桜木町店の小松です。
今回テーマにしたのはアメリカ軍レーション（軍用食）MREです。
MREはMeal, Ready-to-Eatの略で、今回の記事には出ていませんがかなり種類があります。今回はその中で 一番うまそうなスパゲッティミートソースを選んだわけです。
入手経路としては、主にミリタリー系の物販イベント等で手に入る事が多いです。
今回はその関係の方からラッキーなことに譲り受ける事が出来ました。一般人でもチャンスを逃さなければ手に入れられるはずです。
気を付けて欲しいのは、軍用食で持ちが良いとはいえ、賞味期限があるので食べる前にチェックはしたほうがいい事です。
前述でかなり種類があると言いましたが、他に上げるとすれば
・トルティーヤ＆チリナチョス
・ひき肉と豆の煮込み
・ジャンバラヤ
等、主に煮込み系の味の濃い料理が多いです。
今回の記事でもMREの味について触れましたが、正直軍用食で重視されるのは保存性、携行性なので、味については全体的に『ウーン…』といった感じです。
実は戦場の兵士達にもかなり不評で、それに関して不満をたらす”蔑称”があります、以下がその一例。
- Mr.E （ミステリー）
- Meals, Rarely Edible （とても食べられたものじゃない食べ物）
- Meals Rejected by the Enemy （敵からも拒否された食べ物）
- Meals Rejected by Everyone （誰もが拒否した食べ物）
- Meals Rejected by Ethiopians （エチオピア人にも拒否された食べ物、1983年から1985年まで起きたエチオピア大飢饉に因む）
- Meal, Ready to Excrete （すぐ排泄できる食べ物）
- Morsels, Regurgitated, Eviscerated （吐き戻され、骨抜きにされた一口）
- Mentally Retarded Edibles （知恵遅れな食品）
- Materials Resembling Edibles （食べ物に似た何か）
（Wikipedia「MRE」内「味のまずさ」の項目より抜粋）
本当にアメリカ人はブラックジョークのセンスがありますね。
戦地等の非日常の中でも食事は欠かせないもの、毎日のようにこれを食べなければならない兵士達の鬱憤のようなものがこのジョークに込められているように感じます。
今回は特に命の危険も無く、過酷な状況でもない日本の横浜で軍用食を嗜ませていただきました、貴重な体験でした。
MREをご提供いただいた方、並びに読んでいただいた方に感謝の気持ちを持ちまして当記事を終わりとさせていただきます、ありがとうございました！
またASOBIBA横浜桜木町店で！
以前のASOBIBAのミリメシ記事
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【ミリメシレビュー】各国のレーションを食べてみた！【第2弾：スペイン編】
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