ご無沙汰してます!スタッフのちよDです。
この記事を見に来た人であれば既に知っているとは思いますが、遂に発表されましたね。
TVアニメ「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」2期が!!
今年10月に放送ですってよ!!!
1期の放送はもう6年前。当時中学生なりたての子も高校卒業、ちっちゃなベイビーがでっかいボーイに変わるには十分すぎる期間です。
そんな6年も前の作品、皆様ちゃんと覚えてますか?
と言う訳で、今回は2期に備えて1期のおさらいをしようのコーナーです。
おおまかなストーリー、主な登場人物、そしてその使用銃を紹介していきたいと思います。
当然ながらネタバレがガッツリ含まれているので、まだ観ていない方でネタバレ勘弁です、という方は回れ右して各種配信サービス辺りで履修しておきましょう。
ちなみに7月5日(金)24:00からTOKYO MXなどで再放送もされるそうですよ。
アマプラ入ってない人はこれで履修!履修!
もくじ
- レン / 小比類巻 香蓮
- フカ次郎 / 篠原 美優
- ピトフーイ / 神崎 エルザ
- エム / 阿僧祇 豪志
- チーム「SHINC」
- チーム「全日本マシンガンラバーズ」
- チーム「メメント・モリ」
- クラレンス
- シャーリー / 霧島 舞
ナニソレ
「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」(長い。以下GGO)は、ライトノベル「ソードアート・オンライン(以下SAO)」のスピンオフ作品。
同作の「ファントム・バレット編」に登場するオンラインゲームを舞台としており、SAOと同じ世界観を共有してはいますが、キリトやシノン等、本編のキャラクターは言及のみで直接は登場しない為、SAOを履修していなくても独立した作品として楽しめます。
原作のノベル版GGOは現在13巻まで刊行されており、3巻「セカンド・スクワッド・ジャム〈下〉」までがアニメ1期の範囲。ライトノベル「キノの旅」や「アリソン」で知られる作家、時雨沢恵一が執筆し、その銃器描写に定評があることでも知られています。
おおまかな1期のストーリー
アニメGGO1期は1クールアニメなので全13話。
大分かいつまんではいますが、おおむねこんな感じに進行します。
ピンクの悪魔、誕生
183cmという自らの長身にコンプレックスを持つ女子大生、小比類巻 香蓮。
他人とのコミュニケーションを苦手としていた彼女は、友人の勧めからVRゲームで人と交流することに挑戦。中々理想のアバターに巡り合えずにいた中、遂にオンラインゲーム「ガンゲイル・オンライン」で自身の求める小柄な女性アバターを手に入れる。
急速にGGOへのめり込んでゆく香蓮。「LLENN」と名乗り、次第に腕利きのPK(プレイヤーキラー)「ピンクの悪魔」として知られるまでになった彼女は、ある日遥かに格上のプレイヤー「ピトフーイ」と遭遇。
レンを気に入ったピトフーイは「真っ向勝負で私を倒すことが出来たらリアルで会ってあげる」と約束をするとともに、「スクワッド・ジャム」(以下SJ1)と呼ばれるチーム対抗バトルロイヤルが開催されることを伝える。
しかし、その日は香蓮が敬愛するアーティスト「神崎エルザ」のコンサートと同日であった。
スクワッド・ジャム開催
結局コンサートのチケットが取れず、その鬱憤をSJ1へぶつけることに決めた香蓮は、事情により参加出来なかったピトフーイから紹介された大男「エム」とタッグを組み参戦。数々の強豪チームを打ち破ってゆく。
最終的にチーム「SHINC」を下し優勝したレンは、それがきっかけとなりSHINCのメンバーと現実世界で交流を持つことに。
アマゾネスと称される程に逞しい女性アバターを持つ彼女たちも、実際にはごく普通の女子校生だったことを受け、香蓮本人もコンプレックスを克服。
こうして第1回「スクワッド・ジャム」は幕を閉じたのである。
ピトフーイの狂気
しばらくの後、第2回「スクワッド・ジャム」(以下SJ2)開催が告知される中、香蓮は突如謎の男・阿僧祇 豪志の接触を受ける。彼は前回レンとチームを組んだ「エム」本人であり、その正体はピトフーイから奴隷同然の扱いを受ける青年であった。
曰く、ピトフーイは過去の経験から「命を懸けたゲーム」に固執しており、SJ2で自分が敗北した場合は自身も命を絶つつもりなのだという。
自らの命をもってGGOを本当のデスゲームへ変貌させようとしているピトフーイ。それを止めるには、SJ2でレンがピトフーイを倒さなければならない。
脅しというよりも嘆願に近い説得を受けた香蓮は、訳が分からないながらも渋々参加を承諾。自身にVRゲームを勧めた友人「フカ次郎」と共に、ピトフーイ&エムのチーム「PM4」へ挑むこととなる。
そこには前回再戦を誓った「SHINC」の姿もあった。
決着、そして対面
大会終盤、ピトフーイを倒すためにレンはSHINCと共闘。数々の犠牲を払いながらも一騎打ちでピトフーイを仕留め、豪志の願い、そしてSJ1の前に交わしたピトフーイとの約束を果たす。
後日、現実世界のピトフーイと対面する香蓮。
薄々感付いてはいたものの、そこに居たのは間違いなく「神崎エルザ」その人だった。
トップアーティストでありながらも内なる破滅的な願望を抑えきれず今回の凶行に至ったエルザだったが、ともあれ彼女の無事を喜ぶ香蓮。
その姿にエルザも考えを改め、一人のプレイヤー「ピトフーイ」としてレンと共にGGOの世界へ帰っていくのであった。
主なキャラクター
レン / 小比類巻 香蓮
高い身長にモデル並みのスタイルを持ちながらも、それをコンプレックスとしている女子大生。
身体的特徴に起因する数々の不便から内向的で無口な性格。本人としてもその状況には危機感を持っていたようで、友人(後のフカ次郎)の勧めから、他人とのコミュニケーションのリハビリも兼ねてVRMMOをスタート。
現実世界の自分とは対照的な小柄なアバターを使用し、スピードを活かした近距離戦を得意とする。
PvE(いわゆるモブのモンスター相手)ではなくPvP(対人戦)に傾倒しており、凄腕のPKとして知られてはいるものの、元々コミュニケーションの一環として始めた筈のゲームで他プレイヤーと明確に敵対する行為に走る辺り、戦うことでしか自分を表現できない不器用な性分なのかもしれない。
パーソナルカラーでもあるピンクは、元々可愛くオシャレをしたいレンがデフォルトの服をカラーチェンジした際に選んだ色。しかしこれが砂漠フィールドで思わぬ迷彩効果を発揮し、レンの奇襲を手助けすることになる。
現実でも夕暮れ時や夜明けの砂漠地帯はピンク色に見えることがあり、それに対応させた迷彩塗装として、イギリス軍がピンク色に塗った「ピンクパンサー」という車輛も存在している。
【使用銃:Vz61】
レンが初期に2挺持ちで使用していたサブマシンガン。
チェコのCZ社が開発し、そのストックの展開方法から「スコーピオン」の異名を持つ。SMGとしても最小クラスの一つで、小口径なためフルオートの制御も容易。
【使用銃:P-90】
ベルギーのFNハースタル社が開発したPDW。同カテゴリの銃を広く知らしめるきっかけとなった銃でもあり、サブマシンガンと同等のサイズながらライフル弾のように貫通力の高い弾薬を使用しているのが特徴。
銃の上面に横置きでマウントされたマガジンには50発もの弾を装填可能。
レンが使用するものはピンク色に塗装されているほか、銃自らが意思を持ち語り掛けてくるかのようなシーンが散見される。
東京マルイから電動ガンのほか、公式コラボモデルとして「P-90 Ver.LLENN」が限定販売されたこともあるが、現在は入手困難。
【使用銃:ヴォーパル・バニー】
アニメ未登場の銃。原作ノベルでは9巻にあたる「フォース・スクワッド・ジャム〈下〉」で登場。
GGOオリジナルの銃・AM.45をピトフーイがカスタムした二挺拳銃という設定で、それまでの銃と同じくピンク色に塗られている。
モデルとなった実銃はデトニクス社がコルト・ガバメントを小型化したコンバットマスター。ヴォーパル・バニーには専用のコンペンセイターのほか、マガジンには短いグリップを補うためのマグバンパーを装着している。
実際には、東京マルイがデトニクスをベースにしたオリジナル形状の試作モデルを公開した際、そのデザインを気に入った時雨沢恵一氏が自身の小説に登場させたことから実現した銃。
後に公式コラボモデルとして専用パッケージと共に販売されたほか、設定上ベースになっているAM.45もピトフーイをパッケージにして販売された。
フカ次郎 / 篠原 美優
香蓮の現実世界における数少ない親友であり、VRMMOを勧めた張本人。
様々なタイトルを並行して遊んでいるヘビーゲーマーで、ギークっぽい外見に対し性格は非常にフランクで肉食系。悪く言えばガサツなためか、彼氏が出来ないことが目下の悩みだとか。
友人としてはこの上なく理想的な人物なんだけど…
アバターはレンと同じくらい小柄な金髪ロングの少女。メリケンサックの付いたナイフをかんざしにしている。元々別タイトルで育てていたキャラクターをコンバートしてきた為、基礎ステータスが高めで特に腕力に優れる。
キャラクター自体が高性能なせいか、何かにつけて手足をもがれたり等のデバフを掛けられ、中々万全の状態で戦わせてもらえない不憫な子。
SJ2からレンの助っ人として参戦。GGOを始める際のチュートリアルをロクに受けておらず、通常の銃器の扱いは大の苦手。その代わり自ら惚れ込んだグレネードランチャーに関してだけは天性のカンで正確な曲射をマスターしており、チーム内での火力支援担当として猛威を振るう。
【使用銃:MGL-140】
南アフリカ共和国のミルコー社が開発した6連発式のグレネードランチャー・MGLの改良型。レンコン状のシリンダーを持つことからリボルバーランチャーと呼ばれることも。
元になったMGLにM4準拠のストックパイプやピカティニーレールが装着され、より利便性が増している。
GGO作中においてはショップに入荷したばかりの非常に高価な武器だったが、爆発物を発射する派手な特性に惹かれたフカ次郎が勢いで2挺購入。
【使用銃:M&P9】
アメリカのS&W社が開発したオートマチック拳銃。グロックをはじめとするポリマーフレームオートのトレンドに倣った造りをしており、さながらアメリカ版グロックといったイメージの銃。
フカ次郎自身は護身程度に持っているものの、動かない相手に至近距離で全弾発射しても当てることは出来なかった。
ピトフーイ / 神崎 エルザ
GGO内におけるレンの初期からのフレンドで、最古参プレイヤーの一人。
その正体は人気シンガーソングライター「神崎エルザ」であり、香蓮や美優も彼女のファンだが、可憐な容姿からは想像も出来ない程の暴力的・破滅的な本性を秘めた危険人物。
アーティスト活動以外のほぼ全てをオンラインゲームに費やし、かつては「ソードアート・オンライン」のベータテスターでもあった。しかしSAOの正式サービス開始日と自身の重大な用事が重なってしまいログイン出来なかった上、直後に起こった「ゲーム内で死亡すると現実世界の本人も死亡してしまう」事件を回避してしまったことから「命懸けのゲーム」に執着するようになる。
その溜め込んでいた感情は、自身のコンサートによるSJ1欠席をきっかけに爆発。自らSJ2のスポンサーとなり、文字通り命を懸けて戦いに臨んだ。
アバターは例えるなら「闇ゼロスーツ・サムス」といった出で立ちの、ピッチリスーツに身を包んだ長身美女。
作中トップクラスの実力の持ち主で、勝つためには卑怯な手段も厭わず、あらゆる銃器を使いこなし、戦いそのものを楽しむ享楽的な性格。
【使用銃:XDM】
レンがピトフーイと初めて遭遇した際に突き付けられた拳銃。終盤でも二挺持ちで使用。
アメリカのスプリングフィールド社が販売するポリマーフレームオートで、元々はクロアチアのHSプロダクト社が設計した拳銃の改良型。グロックに酷似した形状ではあるものの、やや角の強い頑強そうなラインが特徴。
【使用銃:AK-74】
アニメ前半でピトフーイが使用しているアサルトライフル。
ソ連・ロシアを代表する銃の一つ。その頑強さと悪条件下でも作動する信頼性で知られるAK-47を現代の戦闘向けに小口径化したものであり、高い信頼性はそのままに反動の軽減と集弾性の向上を図っている。
【使用銃:M870 MCS ブリーチャー】
アメリカのレミントン社が販売するポンプアクション式ショットガンをベースに、米軍向けにMCS(モジュラーコンバットショットガン)と呼ばれるパーツ換装システムを採用したモデル。
ピトフーイが携帯するものはブリーチャーと呼ばれる最も短いタイプ。
【使用銃:KTR-09】
アメリカのAKカスタム専門ショップ、クレブス・カスタムがAK74をベースに作成したカスタムガン。ピカティニーレールやM4準拠のストックパイプ等、現代的な装備をことごとく盛り込み拡張性や操作性を改善している。
ピトフーイが使用するものはレシーバーカバーを覆うトップレールを取り外し、大容量のドラムマガジンを装備している。
エム / 阿僧祇 豪志
SJ1でレンのパートナーとなった人物。
大会前にレンを鍛え上げ、コマンダーとしても活躍し結果的にチームを優勝に導いた影の功労者。
中~遠距離戦闘を得意としており、本来トリガーに指を掛けた際にプレイヤーから見える「バレットライン」という弾道予測線を出さずに狙撃するスキルを持つ正真正銘のスナイパー。
またバックパックには設置式のシールドが格納されており、展開することで鉄壁の防御を敷きながら狙撃が可能となる要塞型。
いかにも軍人然とした大柄なアバターで歴戦の兵士のような振る舞いを見せてはいるものの、現実世界での彼はいわゆるイケメンと呼んで差し支えない青年。
しかしその実態はピトフーイこと神崎エルザに歪んだ愛情を持つ元ストーカーであり、それを本人に看破されてからは奴隷同然の扱いを受けることに。エルザの暴力性の捌け口にされることも日常茶飯事ながら、その愛情に陰りが見られない辺り、彼のアバターネームの由来が垣間見える。
【使用銃:M14 EBR】
アメリカのスプリングフィールド造兵廠が開発した自動小銃・M14の近代化改修バージョン。
現代においてはアサルトライフルよりも大口径なバトルライフルと呼ばれるカテゴリーに分類され、高いパワーに狙撃も出来る精度と射程距離、更にフルオート機能を有しているのが特徴。
エムが使用するEBRはバイポッド、スコープを装着し完全に狙撃用として運用している。
【使用銃:HK45】
ドイツのH&K社が開発したオートマチック拳銃。同社を代表するハンドガン・USPの後継機にあたる。
米軍の次期制式ハンドガン採用を強く意識したモデルで、コルト・ガバメントと同じ高威力な45口径を採用している。
エムのサイドアームとして登場。
【使用銃:M107A1】
アメリカのバレット社が開発した対物ライフル・M82を軽量化しサプレッサー対応としたもの。.50口径という極めて大きな弾薬を使用することで圧倒的なパワーと長射程を誇り、その威力は人体に使用した場合胴体から真っ二つになる程と言われている。
SJ2の対SHINC戦で使用したほか、ピトフーイが拝借して使用するシーンもあり。
チーム「SHINC」
SJ1においてレンと優勝を争ったチーム。
アマゾネスと例えられる程に筋骨隆々の女性アバター達とは裏腹に、現実世界の彼女たちは日常系4コマにでも出てきそうな女子高生で、最もアバターとの乖離が激しい。
今でこそ抜群のチームワークを持つ彼女たちだが、元々は学校の新体操クラブのメンバーでありながら非常に仲が悪く、それを改善するためにGGOを始めた経緯を持つ。
SJ2にてピトフーイを倒したいレンの意を汲んで共闘。作中屈指のレアアイテムまで持ち出してピトフーイのチーム戦力を削ぎ、一騎打ちのシチュエーションまでの足掛かりを作った。
メンバー
・エヴァ / 新渡戸 咲
SHINCのリーダーにして新体操クラブの部長。通称ボス。アバターは三つ編みの大柄な女性。
見た目にそぐわない俊敏さと正確な射撃能力で遠近両方をこなす万能型。
・ソフィー / 藤澤 カナ
SHINCのサブリーダー。比較的小柄でドワーフ的なアバターを持つ。SJ2では切り札である対戦車ライフルの運搬を担当し、戦闘不能になった後もその骸を肉のバリケードとしてトーマの狙撃を支援した。
・トーマ / ミラナ・シドロワ
黒髪ロングのアバターを持つ狙撃担当。SJ1にてエムと狙撃合戦をし僅差で敗北する。SJ2においても対戦車ライフルの射手としてエムを苦しめた。
・アンナ / 安中 萌
アバターはハリウッド女優風の金髪サングラス。トーマが狙撃する際のスポッター(観測手)を務めるほか、本人も狙撃を担当する。
・ローザ / 野口 詩織
赤髪短髪のアバターを持つ。SJ1においてソフィーとともにマシンガンでの援護射撃を担当。
・ターニャ / 楠 リサ
アサシン風の銀髪ベリーショートのアバター。レンに匹敵する素早さを持つ前衛・斥候担当で、SHINC内では初めてレンと直接交戦をしたメンバー。
使用銃
全員が東側系の装備で固めており、使用銃もそれに沿ったものになっている。
【VSS ヴィントレス】
リーダーのエヴァが使用。
ソ連がスペツナズ等の特殊部隊向けに開発した消音狙撃銃で、一見バレルに見える部分は大部分がサプレッサーであり、専用の弾丸と合わせて驚異的な消音性を発揮するほか、緊急時用にフルオート機能も有している。
狙撃銃というカテゴリではあるが、弾丸の特性から高威力短射程になっており、有効射程は400mよりも短いとされる。
【SVD ドラグノフ】
ソ連を代表するセミオートマチック式の狙撃銃。AKと同様、少ない部品点数で高い信頼性を持つ。
狙撃可能距離は公称では1000m程とされているものの、実際には長距離での精密射撃よりも中距離での速射性を重視した造りとなっている。
トーマ、アンナが使用。
【PKM】
ソ連製の軽機関銃・PKのマイナーチェンジ版。ドラグノフと同じ弾丸をベルトリンク給弾で連射が可能で、特殊な給弾機構ながらその高い信頼性で今なお使用されている。
ソフィー、ローザが使用。
【PP-19 Bizon】
ロシアのイズマッシュ社が生産するサブマシンガン。AKと同様の操作で拳銃弾を使用する。一般的なマガジンとは大きく形状の異なる円筒上のマガジンを持ち、最大で60発以上もの弾丸を装填可能。
ターニャが使用するものはサプレッサーが装着されている。
【ストライクワン】
ロシアとイタリアの合併会社であるアーセナル社が開発したオートマチック式拳銃。通称”ストリージ”と呼ばれ、スペツナズ隊員が少数購入した。
例によって各国が競って作ったポリマーフレームオートの一つで、グロックに酷似した形状をしているが、やや薄めのスライドと排莢口付近が斜めに切り欠かれているのが相違点。
隊員のサイドアームとして度々登場。
【デグチャレフ PTRD1941】
第二次世界大戦でソ連が使用した対戦車ライフル。バレットM82等現代の対物ライフルの祖先であり、戦車の中でも装甲の薄い部分を狙うことで中の乗員を攻撃する用途に使われた。
全長2m、重量17kgと作中の携行火器の中でも最大クラスの代物で、一発ごとに手動で排莢と装填を行う極めてシンプルな構造をしている。
SJ2においてはソフィーが運搬、トーマが射手を務め、エムの設置したシールドもろとも対物ライフルを破壊した。
チーム「全日本マシンガンラバーズ(ZEMAL)」
全員のメインアームがマシンガンに統一されているチーム。
とにかくフルオートで弾をバラまくことに歓びを感じており、個々の実力は低く勝敗に関しても重要視していない所謂エンジョイ勢だが、その仲間意識と集中砲火による火力は侮りがたいものがある。
SJ1ではブッシュに隠れたレンとエムに対しチーム全員で集中砲火を浴びせていたところを、他チームからの横槍で撃破される。
メンバーと使用銃
・ヒューイ / M240B
アバターは上裸のマッチョマン。SJ1において初めてデッドマーカーの付いた人物。一応ZEMALのリーダーではあるものの、元々同じ趣味の人間が集まった関係上、チーム内の上下関係は無いに等しい。
使用銃のM240Bは元々FNハースタル社が設計した機関銃・MAGをアメリカ軍向けに改修したもの。M14が使用するものと同じ7.62mm弾をベルトリンク給弾で連射する。
・シノハラ / M60E3
アバターは映画「ランボー」風の衣装を纏った男。
使用銃のM60E3はアメリカ軍で使用される機関銃。先述のM240の一世代前の銃であり、M240よりも2kg程軽い代わりに故障が多い等、信頼性に劣る点でM240に置き換えられた経緯がある。
ちなみに元ネタになったランボーもこの銃を使用していることで有名。
・トムトム / MAG
アバターは頭に緑のバンダナを巻いたガテン系の男。
使用銃のMAGは先述のM240のベースとなったFNハースタル社の機関銃。耐久性・メンテナンス性ともに良好で傑作と名高く、数々の国で採用・ライセンス生産されている。
・マックス / M249 Mk2
アバターは黒人のマッチョマン。
使用銃のM249はFNハースタル社が開発した軽機関銃・ミニミをアメリカ軍が採用したもの。多くのバリエーションが存在するが、マックスの使用するものはストック形状などからMk2と思われる。
・ピーター / ネゲヴ
アバターは鼻にテープを貼った茶髪の男。他メンバーに比べてややデコが広い。
使用銃のネゲヴはイスラエルのIMI社が開発した軽機関銃。MAGやミニミを参考にした部分が多く、この中では最も後発の銃。ほとんどの機関銃がフルオートのみの中、セミオート機能を搭載しているのが特徴。
チーム「メメント・モリ(MMTM)」
GGO慣れしたプレイヤーの集う強豪チーム。特に室内戦を得意としている。
SJ1にはチームの訓練も兼ねて参加。ホバークラフトを用いて水上からレンとエムを強襲したが、エムのラインなし狙撃で迎撃され、陣形を乱したところを一網打尽にされる。
SJ2終盤では狙撃を受けて負傷したピトフーイの隠れ家に突入するが、土壇場で全快したピトフーイの奇襲を受けほぼ一方的に全滅させられた。
ストーリーの都合上メインキャラクターを引き立たせるための噛ませ犬的ポジションになってしまうものの、ピトフーイやエム以外を相手にした際は圧倒的な戦いぶりを見せ、なおかつ一人の欠員も出さずにSJ2最終局面まで残っていることを考えれば、間違いなく作中上位に位置するチームであろう。
メンバーと使用銃
室内戦を得意とする設定を反映してか、デヴィッドとジェイクを除きストックが折り畳み可能なライフルを使用する他、極力チーム内で弾薬を共有するためにHK21以外は5.56mm口径の銃で統一している。
・デヴィッド / STM-556、ステアーM9-A1
MMTMのリーダー。アバターはデコが広めの切れ長な目をした男。かつてピトフーイとチームを組んでいたこともある実力者だが、メインキャラクターの戦闘力が高すぎるせいで毎度煮え湯を飲まされる不遇な役回り。
使用銃はオーストリアのステアー社製の銃で揃えており、STM-556はステアー版M4とも言うべきアサルトライフル。ショートスコープとグレネードランチャーを追加している。ステアーM9-A1はいわゆるグロックフォロワーのポリマーフレームオート。角度の付いたグリップと低めに配置されたバレルにより、反動制御に優れた銃。
・ジェイク / HK21
MMTMのサブリーダー。アバターは青い髪をした若い男。細身な体格とは裏腹に高い腕力を持ち、マシンガンをメインアームにする火力担当。
使用銃のHK21はドイツのH&K社が開発したアサルトライフル・G3をベースに機関銃化したもの。G3の高い精度と使い勝手はそのままに、アサルトライフルの延長のように使用が可能。
ジェイクのものは大型のドラムマガジンを装着し、ハンドガード横にフォアグリップを追加。ザクマシンガンのような持ち方をしている。
・ボルド / ARX160
アバターは赤いドレッドヘアーに顎髭の男。下まつ毛がセクシー。SJ1ではエムのグレネードでホバークラフトを吹っ飛ばされた後、投げ出されたところをレンに至近距離から滅多撃ちにされ息絶えた。
使用銃のARX160はイタリアのベレッタ社が開発したアサルトライフル。近年のトレンドとなっているバレル等の組み換えが容易なモジュラーライフルの一つで、曲線を主体とした流麗なデザインが特徴的。
・サモン / SCAR-L
アバターは浅黒い肌をした大柄な男。チーム内では最も新参。
使用銃のSCAR-LはベルギーのFNハースタル社が開発したアサルトライフル。先述のARX160と同じモジュラーライフルの一種で、M4に近い操作系とより洗練された構造を持つ。
サモンのものはフォアグリップが装着されている。
・ケンタ / G36K
アバターは金髪中分けの若い男。SJ2ではサモンとともに隠れ家突入の先鋒を担った。
使用銃のG36KはH&K社のアサルトライフル・G36の短縮版。その近未来的なデザインとは裏腹に手堅い造りをした質実剛健なライフルで、キャリングハンドルには低倍率のスコープが内蔵されている。
・ラックス / G36K
アバターはサングラスを掛けた金髪の男。SJ1ではジェイクの次にエムのライン無し狙撃を受け、二射目にもかかわらずバレットラインが出ないことに初めて疑問を抱いた。(GGOではシステム上、スナイパーは一射目のみトリガーに指を掛けていてもラインが表示されない優遇措置がある)
クラレンス
SJ2中盤でレン達が遭遇した中性的な容姿のアバターを持つ女性プレイヤー。
所属チームがレンによって全滅させられた際、降伏からの騙し討ちを仕掛けたが失敗に終わる。
バイセクシャルを自称しており、使用銃がレンと同じ弾薬を使用していることから、弾切れ寸前のレンにマガジンを提供することを条件にキスを迫る等、図太い神経の持ち主。
飄々としているが義理は果たす性格のようで、上述の取引の後に他チームから不意討ちを受けたレンを庇い負傷。エールを送って息絶えた。
【使用銃:AR-57】
劇中での使用は無いものの、クラレンスの装備として語られている。
アメリカのラインラントアームズ社が設計した改造キットで、AR-15(M4)のアッパーレシーバーを交換することでP-90用の弾薬を使用できるようにするもの。
組み込んだ際の外見はM4の上にP-90のマガジンをそのまま載せただけであり、上から給弾しM4本来のマグウェルから下に排莢するようになっている。
【使用銃:ファイブセブン】
クラレンスのレッグホルスターに入っていた銃。
FNハースタル社が開発した拳銃で、P-90と同じ弾薬を使用する。そのためハンドガンとしては非常に高い貫通力を持ち、通常の拳銃弾では貫通できないボディーアーマーも貫くことが可能。
余談だが、アニメ「ソードアート・オンラインⅡ」の主人公・キリトが作中でGGO内に来た時にもこの銃を使用していた。
シャーリー / 霧島 舞
猟師たちで構成されたチーム「北の国ハンターズクラブ(KKHC)」の女性メンバー。アバターは緑髪のショートカット。
実銃を扱う職業柄、ゲームといえどそれを人に向けることに忌避感を抱いているが、完全に遊びと割り切っている他メンバーとの付き合いで渋々SJ2へ参加した。
大会開始時は士気も低かったが、ピトフーイに共闘を持ち掛けたチームメンバーが騙し討ちによって全滅させられた際に怒りが爆発。以後ピトフーイを「害獣」とみなし執拗に付け狙うようになる。
終盤、索敵中に隙を見せたピトフーイを狙撃。右目に命中させるが即死には至らず、直後レンの攻撃によって斃れた。
【使用銃:R93 タクティカル2】
ドイツのブレイザー社が販売するボルトアクション式のスナイパーライフル。狩猟用のノーマルモデルと違い、タクティカルは競技用ライフルのような外見。
ストレートアクションと呼ばれる、ボルトハンドルをそのまま前後させるだけで装填が可能な構造が特徴で、通常のボルトアクション式に比べて速射性に優れる。
おわりに
そんな訳で劇中のネームドキャラと使用銃の紹介でした。
これで大体の流れと、誰がどの銃使ってたかも思い出せたと思います。私も全編観直してシャーリーとクラレンスが居たことを思い出しました。
メイン級のキャラはエアガンでも手に入れやすい銃が多めなので、コスプレ等の参考にしてみて下さいネ。
それでは、2期放送開始の10月にまたお会いしましょう!
ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン
公式サイトはこちら!
余談ですが、実際にレン役の声優・楠木ともりさんがお店に来店し遊んで頂いたこともございました。
この映像ではASOBIBA新木場店が登場していますので、当時の雰囲気を感じて頂ければと思います。
もし実際に銃を撃って遊んでみたくなったら、是非ASOBIBAへお越し下さい!
ご来店お待ちしております!