たくさん咲いているお花を見ながら、うららかな陽気に窓辺でわんこと一緒にポカポカしているこたけです。
アーチェリーハントを快適に遊ぶために
アーチェリーハントはガンガン走って、矢を射って、かなり運動量が豊富なスポーツです。ついついテンションが上がって水分補給がおろそかになりがち…。
喉が渇いたと感じる状態はすでに「脱水」が始まっているため、渇く前にこまめに水を飲むことを心がけましょう!運動しているときはさらに頻繁に水分を取ることを意識してもらえたらと思います。
夏でなくても、脱水症状になりますので気をつけてくださいね!
私もつい最近、人生で初の脱水症状を経験しました。私の体験から、みなさんに水分補給の大切さを心に留めていただけたらと思います…。
倒れる30分前
家族旅行で行った、東京から車で5時間くらいの山にある温泉宿。
まだ雪が残っていて寒く、車で座っているだけで喉も乾かなかったので、朝から口にしていたのはコップ1杯の水だけでした。
宿に着くなり荷物を放り投げて温泉に入りに行く私。なんてったって温泉旅行ですから!
でも、ここが最初にして最大の失敗でした。
入浴直後
「あれぇ、のぼせちゃったみたい」
温泉から上がった私はそう言いながら笑っていました。
熱い温泉に浸かっていれば当然の感覚だと思います。
しかし、そうやって笑えたのもほんの十数秒。
その直後に私を襲ったのは凄まじい吐き気、耳鳴り、頭痛。直後には立っていられなくなり、意識があって目も開いているはずなのに、真っ暗で全く何も見えなくなりました。
ただ、家族の声は聞こえるし、それに対し応えたり自分の症状を言ったりはできましたが、時間が経っても体調は回復せず、さらに悪化していく一方でした。
その時はもうひたすらにやばいという思いでしかなく、「やばいやばいほんとに死んじゃう」と焦ったのを覚えています(笑)
人生初の失神
家族いわく、呼吸は荒くても受け答えはしていたのに、突然糸が切れたように全身から力が抜け、白目になったとのこと。呼吸が止まっているように見えて、名前を呼んでも返事がなく、顔を叩いても全く返事がなかったそうです。
私もそれまでずっと目が見えなかったのに、突然鮮やかで綺麗な景色が見え、それと同時に耳鳴りや家族の呼びかけ、周囲の音が聞こえなくなり、完全な無音になりました…お花畑とかではなかったと思いますが、さっきの苦しさや焦りも全くなく、ふわふわして気持ちよくて、とても落ち着くような感じでした。
あっ、これ向こうで誰かが呼んでるやつだ。
意識が戻る
そこから一気に意識が引き戻されます。
どれくらい気を失っていたのかわかりませんが、思ったことはただ一つ。
「帰ってきたんだ…」
それとともに感覚も戻り、両親の呼ぶ声、周囲の音、耳鳴り、身体の不快感も復活。相変わらず目の見えにくさはありますが、人影はなんとなく認識できます。ぼんやり見える家族に身体を支えられた状態で鏡を覗くと、そこに居たのは自分とは似ても似つかない土気色の顔と青い唇をした女。
思わず3度見するくらいの衝撃でつい「死んでる…」と口から出てしまうくらいでした(笑)
脱水症状にならないために
さて、今回の敗因を整理してみましょう。
これは一目瞭然ですが、全く水分を取っていなかったこと。
また、暑くないから大丈夫だろうと高を括ってしまったことだと思います。
最初にも書きましたが、夏じゃなくても脱水症状は十分に起こり得ます!
特に乾燥する季節はそれだけで身体の水分が奪われてしまうので、寒い時期でも水分補給は忘れずに!
人間の身体は約60%の水分で作られていて、たった20%、水分を失うだけで生死に関わると言われています。
楽しいはずのレジャーやスポーツが人生最後の道楽にならないために、バッチリ対策を施していきましょう!
飲み物自体も利尿作用のあるカフェインを含んだものは避け、お水やスポーツドリンク、経口補水液などで水分を補給することをお勧めします!
段々暖かくなってきて活動しやすい時期になってきました!
この記事を参考にしっかり水分補給をしながら、アーチェリーハントで身体を動かしてみてはいかかですか?
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