【アーチェリーハント】神話に登場する弓矢たち

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大学入試もぼちぼち終盤に差し掛かって来る時期ですかね…。
こたけも2年前は受験生で必死に勉強して受験して、ほっぺゲソゲソに痩けながら（笑）
もう最後は神様に祈りまくりましたよね、「まーじで神様、本当に、もう心からお願いします受かりますように…！」って。

私は神様を信じるタイプで、昔から神話も好きでよく読んでました。
ということで！今回は弓矢が関係する神話について書いていきたいと思います！

※以下の使用画像はAmazonより引用しています。

ギリシア神話の大英雄「ヘラクレスの弓矢」

半神半人のヘラクレスが使用する武器の一つが弓矢です。
弓自体が優れた品で、矢には9つの頭を持った水蛇、ヒュドラの毒が塗ってあります。このヒュドラの毒が非常に強力で、触れただけで生きとし生けるものを絶命させる強力無比な猛毒でした。

最強の毒矢を手にしたヘラクレスでしたが、この矢で師のケイローンを誤射し、死亡させてしまったこともあります。

牧畜と予言の男神「アポロンの弓矢」

※左がアポロン、右はダフネー

ギリシャ神話におけるアルテミスの弟で、「遠矢射る」という称号のつくアポロンが使用している弓矢です。矢は黄金で、自らを侮辱し軽視する相手に確実な『死』を与え、男性を射抜くと痛みなしで即死させるといわれています。地上に向けて放つと疫病をもたらし、それと同時に治療することもできたことから医術の神とも言われました。
双子のアルテミスの対として「太陽（光明）の神」とも呼ばれます。

狩猟と貞潔の女神「アルテミスの弓矢」

アポロンの姉で「遠矢射る」という称号のつく三大処女神アルテミス愛用の弓矢です。アポロンとは逆に、女性を射抜いた場合、苦痛なく死亡させる矢を持ちます。また、7人の子を持つニオべが「自分の方が子沢山だから幸せだ」と彼女の母をバカにしたとして、双子のアポロンとともに子ども7人を全員射殺する残酷な面も…。

狩猟の女神であるアルテミスは、ギリシア随一の猟師として知られているオリオンと恋仲にでしたが、アポロンに騙されて、愛していたオリオンを自らの手で射殺してしまいます。

愛の神「エロスの弓矢」

恋のキューピッドで知られるエロスの持つ弓矢は恋愛を制御する能力を持ちます。矢は二本あり、黄金で出来た矢に射られた者は熱烈な愛情を、鉛で出来た矢に射られた者はどれだけ相手に求められても無関心のままでいさせる効果がありますが、決して怪我をさせるものではありません。

美の女神アプロディテ、太陽の神アポロンはおろか、エロス本人でさえも矢の魔力には勝つことが出来ず、無効に出来るのはアテナ、アルテミス、ヘスティアの三大処女神のみです。

高天原たかまがはらを裏切った「天若日子あめのわかひこの弓矢」

天若日子あめのわかひこは高天原たかまがはらの「天之麻迦古弓あめのまかこゆみ」という弓と、「天之波波矢あめのははや」という矢を持って、葦原中国あしはらのなかつくに平定のため下界へ降ります。彼の前にすでに二人、同じ役目を持って下界に遣わされましたが、一人は逃げ帰り、もう一人は大国主神おおくにぬしのかみに懐柔され、役目を放棄しています。三人目として遣わされた天若日子も大国主神の娘、下照姫したてるひめと恋に落ち結婚、任務を忘れてしまいました。

8年が経っても帰ってこないため、高天原の天照大神あまてらすおおみかみは鳴女なきめというキジを遣わします。
しかし、天若日子は鳴女を天之波波矢で射殺してしまい、鳴女を貫通した矢は高天原まで届きました。それに怒った高御産巣日神たかみむすびに矢を投げ返され、その矢に胸を射抜かれて死亡したと言われています。