あの日、僕らはかけがえのない宝物に再び出会った。
おいーーーーーーーーっす!!!みなさんお元気!?元気はつらつ!腰痛がつらつらのこまっちゃんです!
普段は桜木町店にいるが今回はスペシャル!ASOBIBA liteに出張だぜ!
ガンシューティングゲームって?
ガンシューティングゲームとは、銃を模した映像センサー内蔵のコントロール装置を使って遊ぶタイプのコンピュータゲーム。通称および略称はガンシュー。
要するにゲームセンターにある銃をバンバンできるゲームだ!
それは主にゲームセンターがめちゃめちゃ流行ったバブリーな時代。
そして家庭用ゲーム機が急激に進化し、目まぐるしいスピードで家庭に普及、徐々にみんなが「家でできるからゲーセンはいいかな~」と思い始めた時も、変わらず「ゲームセンターでしかできない」を守り続けた体感型ゲーム機たち。それの代表とも言える偉大なるもの、それが
ガンシューだ!!
ガンシューをとりまく現在。そして残された希望。
しかしこのガンシューティングゲーム、維持費や家庭用ゲームのさらなる進化による需要の低下などで年々ゲームセンターから撤廃になり数が減ってきているのだ‥‥‥。
それ以前に現在はゲームセンター自体の数も減っている…故に都会のゲームセンターに繰り出しても、なかなか見れないのである。
「懐かしきあのゲームたちをもう一度やってみたい!しかしそれは叶わぬままきっと大型廃棄物になってしまうんだ!こんなに悲しい事はない!チクショー」
俺、こまっちゃんはサバゲーが好きすぎてサバゲーフィールドに就職しちゃうくらい好きだけど、
その原点として、小さい頃からおもちゃの銃が大好きで、さらに、ゲームセンターにあるガンシューが大好き…しかしそんな男の思いはやり場をなくしていた…。
しかしある日ツイッターにて‥‥
「ヨークタウン結城ってとこにあるゲーセンにナツいガンシューいっぱいあった!」
「ヨークタウン結城行ってきた!すごい!」
「ある会社がスーパーの一角でガンシューを集めて動かしてる!」
「アツっ!なんだこの情報!!アツ過ぎる!!同志に伝えなきゃこの事を!」
場所はここ! 遠いぜ…だが行くしかねえ!!
と、言う事があったんですよね…今度行くんですが記事にできませんかねェ…
こまっちゃん…俺。仕事をしていなさそうでしている雰囲気を出すのが得意な社員。ASOBIBA桜木町内に生息している。ショートカットの女性がマジで好み。
いいすね!たぶん交通費でますよ!
ちよD…ASOBIBAの中の人。非常に多趣味な歩く百科事典にして闇の武器商人。この人もレトロゲーム大好きで、こまっちゃんとストⅡの話をしだすと時間が2時間くらいブッ飛ぶ。
アイコンはイギリス軍の偉大なる最強兵器パンジャンドラム。
なんていい会社なんだ!アカツキライブエンターテインメント万歳!
一人で行くんですか?
そのつもりです!良ければちよDも一緒にいきます?
勿論ですよ!こんなん行かない方がバチ当たりますよ!
“ちよD”が なかまに なった!▼
ジャーナリスト小松突撃!そしてまさかの涙…
でも取材となると、現地の管理者の方に許可を取らなきゃですね…
ちょっと電話してみますわあたくし!
ー後日
とぉぅるるるるるるる…(発信音)
ガチャ!
はじめまして!私、㈱アカツキライブエンターテインメントの小松と申します、この度ヨークタウン結城にあるゲームセンターを取材させていただきたく…
え?東京の人?なんでまたこんな田舎まで…おたくなんの会社なんですか…?
佐藤さん…「株式会社セブンズ」にてゲーム機の買い取り、修理、販売等の管理を行われている。
(やべぇめっちゃ怪しまれてる)
サバイバルゲームとかいろいろやってる会社です!エアガンでばんばん撃ちあうあのサバゲーです!
エアガンってあのおもちゃの鉄砲の?
へぇ~そんな会社があるんですねぇ…で、うちと何の関係があるんですか?
まぁエンタメってとこと、銃の形をしてるものを使っているとこですかね!(きっぱり)
……?
いやセブンズさんの事業はものすごく素敵な事なんですよ!僕の話になってしまいますが、今そのゲームセンターに置かれているゲームは僕が小学生くらいの頃に親に連れて行ってもらった遊園地のゲームセンターにあった、いわば過去の忘れられない思い出?偉大なる遺産?みたいなもので、小さい頃ビールケースの上に乗りながら銃をバンバンして敵を倒すことにロマンを感じ、それが高じて大人になった現在でもこういう会社で働いているというところもあるんですよ。本当に偉大な事なんですよ!実際にツイッターでもレトロゲームファンの中でかなり話題になっていてみんなじわじわと注目しつつあるんです!僕からこういう事をいうのもなんですが本当に自信をもっておすすめできる量だと思います本当に!
へぇ~!そうなんですか!(嬉しそう)
まぁ我々も最初は動くのに倉庫にずっと置いてあるのも何だから、ちょうどいい感じの場所もあるし、動かして誰かに遊んでもらえたらいいかな~くらいの気持ちで始めたんですよね(笑)
(小松感動しながらうなずき続ける)
でもやっぱり維持も昔の機械だからパーツとかもほとんど廃番で、切ってはつないでをしながら何とか延命してるような感じなんですよね(笑)パーツ自作したりとかして…
(小松目から熱いものがこみ上げる)
とりあえず取材の件はわかりました!『この店はオンボロの機械ばっか置いてる』みたいな悪口書くわけじゃないですもんね?
とんでもございません!
めっちゃいい感じに書いときます!今話した事も書きますね!
こうして冷めやらぬ感動の中、取材が決まったのだ…
いざ…伝説の地へ!
取材当日、天気はいい感じに晴れ、気温も夏の始まりを感じさせるいい日…
ちよDと小松はサバゲーの話などしながら電車に揺られること約2時間…
お尻がだいぶ疲れて来た頃には周りはすっかり都会ではない風景に…田舎や…
そしてJR「小山駅」に到着…そこからさらに乗り換えて10分ほどで「結城駅」へ…
そして結城駅から目的地まで歩くにはちょっと距離があるので、レンタルサイクルを借りることに!
じてんしゃかしてください!!!!!!
あら~こんな平日の昼間に珍しいね~どっから来たの?
東京です!
ほぉ~わざわざ何しに来たの?こんなとこまで
向こうの方にヨークタウンっていうでっかいスーパーがあるじゃないですか…
そこにあるゲームを遊びに来ました!
えぇ…(ドン引き)
ゲームをしに…?
マジでやばいんすよそこのゲームセンターが!
へぇ~そうなんだ…
まぁ楽しんで!19:00までには返してね自転車!
はーい!行ってきます!
はーい!俺らの取材のおかげでこのレンタルサイクル屋さんももっと忙しくなりますよ多分!チャリ足りなくなるかもっすね!
頼むよ(笑)気を付けてね~
いざレンタルサイクルにて出発!
なんかこうやってチャリで遊びに行くのって学生以来じゃないすか?
中学生の夏休みみたいで最高だね~風が気持ちいい~~!
ちょっと道に迷いつつチャリを漕ぐこと約15分…
ここや!ここですちよD!
!
ついたぜ!
ここだな‥‥待ってろよガンシュー!
だけどその前に…ヨークタウン内のフードコートでご飯!
チーズのいい感じのピザ:500円
俺ダイエット中なんですけどね~基本的にたんぱく質を中心とした生活で炭水化物をなるべくピザうまっ!
うまい!これめっちゃうまいよ!カマンベール最高!
腹も膨れたという事で…いざ!(ドキドキするぜ…)
スーパー、その他ショップが立ち並ぶ場所からもう少し奥に行ったところに、それは存在していた。
『入るぜ!』的な写真撮っときましょう!
そうだね!!!(パシャ)
ここまでもこれからも、御覧のスポンサーでお送りいたします↑
や っ と 本 編
やばい(確信)
やぁーーーばいでしょこれ!完全にキちゃってるよね!これ!ASOBIBAのカメラがここまで来ちゃったんだよね!これはもう新しい時代の幕開けってこと!!
あれもある!これもある!本当にすごいよこれ!
とりあえず一台ずつ写真撮ってプレイしていきますか!
いざ!!!!
①リーサルエンフォーサーズ
「知らなかった…俺に警察官の才能があったなんて…」
『リーサルエンフォーサーズ』は、1992年にコナミが製作したガンシューだ!
ちなみに『2』はウエスタン風、また日本版『セイギノヒーロー』が海外では『リーサルエンフォーサーズ3』と呼ばれている。
このゲームの最大の特徴はなんと言ってもそのコントローラー。
銃がめっちゃかっこいい…(うっとり)パイソン.357マグナムって感じですな!
このゲームは自分が警察官になり、街に潜む巨悪(銀行強盗とかテロリストとか)をこの実にカッコいいリボルバーでバシバシとシバいていくゲームだ!グラフィックに実写を使用しており、全体的にデザインがシブい!
そして何と、この世で初めてリロード(弾薬補充)というシステムを採用したガンシューなのだ。マジかよ!
弾薬はリボルバーなので6発!そしてリロードする時は画面外に射撃をする。
弾を効率よく敵におみまいし、隙を見て的確にリロードする、この判断が命運を分けるのだ。
しかし敵は武装した悪の集団、警察官だって負けてられない!敵を倒すと武器を拾えるので、その武器で応戦だ!
味方の銃でやられる気分はどうだ!くらえ!
この「リーサルエンフォーサーズ」以前に出たゲームは比較的ラ○ボーみたいな感じのド派手にマシンガンで弾をばらまく!!といった感じだったのだが、このゲームはマジでリアル系。
わりと少ない弾薬、
撃っちゃいけない一般市民、
撃っちゃいけない同僚警官、
遮蔽物から飛び出してから撃ってくるまでがめちゃ早い敵
そして何故か突然拳銃で戦闘ヘリと戦わされる。
…まぁ欧米の警察官だったらそのくらいあるかな!
②バーチャコップシリーズ
「ガンシューと言えばこれ。ガンシュー界のレジェンド。死ぬ前に一度撃っておきたい名作」
『バーチャコップ』は、1994年にセガのAM2研が開発したガンシュー。これで初めてガンシューに触れたって人も多いんじゃなかろうか!
主人公は警察で、架空の町「バーチャシティ」を襲う犯罪者を次々と成敗していくゲームだ!
銃はコレ!
「バーチャガン」っていう名前もあって主人公たちも同じ形のものを持っているぞ!
銃の元ネタは何とも言えない…いろんな銃のいい所をミックスした感じですな!
オートマチック+リボルバー的な?
そしてここは個人的にアツい設定なのだが、このバーチャガン、銃に搭載された生体センサーによって弾の硬度が変わり、車両等の物体には破壊力を、人体には非致死性のスタン弾として当たるという設定。これがメチャクチャ好き、かっこよすぎん?
「組織の事を話すから許してくれ!」
散々ミサイルを乱射してきた挙句、勝てないと分かると命乞いする1面ボスのKONGさん
「馬鹿め!」
そしてもはや潔いレベルのだまし討ち、圧巻である。
トドメをさされるKONGさん。南無(セガだけど)
システムはひとつ前に紹介したリーサルエンフォーサーズに近いが、このゲームの場合は敵が撃ってくるまでの時間がロックオンサイト(KONGさんの周りに出てる輪っか)として表示されるのが特徴。次に狙うべきターゲットが表示されるので、サイトの表示された敵は迷うことなくシバいてOKだ。
また、注目すべきはポリゴンで描かれる敵の「やられモーション」。
足を撃てば足を抑えながら床に沈み、腕を撃たれれば腕を抱えて倒れ、胴体を撃たれれば吹っ飛んでひっくり返る。
そして手に持った銃を撃ち落とせば銃が吹っ飛ぶジャスティス・ショット!(ボーナススコアが入るよ!)
リアリティの追求!これが今までにあった2Dガンシューティングゲームとの違い!
あと人質が「DONT SHOOT ME!(撃たないで!)」って言いながら明らかに撃たれにきてる状態で飛び込んでくる、この緊張感!
もちろんこの善良?な一般市民を撃ったらライフマイナス1!
「お前邪魔や!!!!!!犯人と協力してんのか!?」って感じるはず。
原点の「バーチャコップ」
演出、グラフィックともに強化された「バーチャコップ2」
そして家庭版で唯一出ていない「バーチャコップ3」!
3になるころには、足元のペダルを踏むとを発動して敵の弾丸を遅くしたりできる「E.S.mode」というのが搭載されている。ちょうどこの頃映画「マトリックス」が流行った事が間違いなく影響していると思う。
③タイムクライシスシリーズ
左からクライシスゾーン・タイムクライシス・タイムクライシス2
タイムクライシス3(DX筐体)
「撃って隠れて、また撃って」
はい出ました、ナムコの名作『タイムクライシス』!第1作は1996年発表だ!この頃はまだバンナムじゃなくナムコだったんだなぁ…
主人公は主に「VSSE」という機関のエージェントで様々なミッションをこなしていく!以下ストーリー紹介!(非常に雑)
タイムクライシス(無印)
どっかの国の王子が大統領の娘をさらって古城に立て籠もった?しかも「警察や軍を介入させたら娘の命はない?」んな無茶な!じゃぁリチャードさん、一人で行ってきてください!ちなみに「ワイルド・ドッグ」っていうクソ強いテロのボスもいます!がんばって!(他人事)
リチャードさん。多分歴代最強主人公。全然しゃべらない。
ワイルド・ドッグ。タイクラファンからすると親の顔より見てる。
しつこい。本当に本当にしつこい。でも何だか憎めない。出てくると安心する。爆弾と自爆が大好き。
タイムクライシス2
通信衛星を装って軍事衛星を打ち上げて世界征服しようとしてる社長がいる?しかもスパイで潜入させてた女エージェント(美人)がバレて拘束された!?衛星ごとぶっ壊さなきゃ!(使命感)
この作品から2人同時プレイが可能に!2Pのオッサンのゴリラ感
ちなみにこのふたりは最新作の5にも出てくる
タイムクライシス3
紛争地域の軍に核ミサイルが配備?このままじゃこの辺が好き勝手支配されてまう!金髪のおねいさんと一緒に何とかせな!(使命感)
絵の人相が悪いが主人公だぞ!この頃からどんどん主人公がチャラくなっていく
クライシスゾーン
オッス!オライギリスの特殊部隊!反英国テロリスト集団が人質を取ってデパートに立て籠ってる!?おし!いっちょ(鎮圧)やってみっか~!
このいかにも「一兵士」って感じがいいんだよなぁ~
ちなみにこの主人公だけマシンガン標準装備。ずるい。
このシリーズが他のガンシューと違う所は「遮蔽物に隠れて弾を避けつつ敵と撃ちあう」という所だ。まずこの動画を見てくれ。
全てのシリーズの筐体に共通でフットペダルがついており、踏むことによって
プレイヤーは遮蔽物に隠れ、同時にリロードも行う!
「え?じゃぁ一生隠れてたら無敵じゃないですか!やったー!」と思った君。
甘いな。そこはタイトルにある通り
TIME CRISIS→時間の危機
そう、主人公のタイムスケジュールはカツカツなのである。
敵とバカスカ撃ちあっている間も、隠れて銃弾から身を守っている間も、爆発するオブジェクトがどれか探りながら無駄に木の樽を撃ちまくっている間も、時間はどんどん経っていく!
もちろんタイムが0になったらライフがいっぱいあってもGAME OVER!
こりゃあウカウカしてらんねーぜ!!!
もう一個紹介したいのがこの特徴!
銃がブローバックするぅ!この「撃ってる感」最高っすね!
このコントローラーが初めて採用されたのは1994年の「ガンバレット」が最初なんだけど、それから「タイムクライシス4」までずっとこの銃が使われてきた。名銃だぜ。
タイムクライシスシリーズは現在でも新作をリリースしてるぞ!俺が80歳くらいになってもあるといいな!
④ルパン三世 THE SHOOTING
「お前がどれだけ連射できるガンシューをやろうと知ったこっちゃ無いが、俺に言わせりゃ、ロマンに欠けるな…」
なんと!ルパ~ン三世のガンシュー!こりゃ珍しい!比較的新しめな2001年作品だ!
ゲームの形式としてはショートストーリー形式のミニゲーム的なミッションを次々とこなしていく感じだ!
銃を撃って敵を倒すだけではなく、自走式ロケット爆弾を破壊したり、車を運転したり、
宝石を盗んだり、「あ~~俺ルパンしてんな~」って感じをこの銃だけで体感できる。
こんな感じにハンドルのマークを撃って車を操作するシーンも!
セガ製なので筐体の銃はバーチャコップシリーズと同じだ。
このゲームの特徴は、キャラへのなりきり、没入感である。
何とこのゲーム、1Pと2Pで銃の装弾数、性能が違うのである
次元(2P)の銃、S&W M19コンバットマグナムは6発だけどちょっと威力高い
いいねぇ…わかってるじゃないの‥‥!
原作ファンにも銃好きな人にも愛されるべきロマンに溢れた作品、制作陣の愛を感じるぜ…
⑤ゴーストスカッド
「ハイジャックも森ジャックも別荘ジャックもまとめてかかってこいや!」
2004年に稼働開始したセガの名作。この中ではかなり新しい方だ。
主人公たちは国家組織の極秘舞台「GHOST SQUAD」の一員となり、凶悪な犯罪者を成敗していく。
何しろ「GHOST SQUAD」→「存在しない部隊」って言ってるくらい極秘なので、色々とスマートに事をこなさなければならない、そのため少数精鋭でステルスエントリーや、爆弾の解除、地雷の撤去
さらにナイフで襲い掛かってくる敵に格闘で応戦までしなければならない。
特殊部隊って忙しいんだなぁ…。
銃はコレ!うーん、この洗練されたフォルム…何ともカッコいい…元ネタは…
たぶんこの辺のMP5的なアレを色々カスタムしたっぽいもの(だと思う)
銃のフォアグリップにあるこのボタン、めっちゃ使う。
このゲーム最大の特徴は、射撃だけではなく、任務を遂行するための行動である!ざっと紹介すると…
※いかにも司令官な人
「スナイパーライフルで敵を狙撃しろ!装填には時間がかかる、一発で仕留めろ!」
「ボタン連打で地雷を撤去しろ!間違っても地雷は撃つな!」
「ボタンホールドで人質を確保しろ!人質を誤射しないように気をつけろ!」
「ボタンを押してフラッシュライト発動!敵を探して撃て!電池切れに気をつけろ!」
「ボタンを押してナイフで応戦だ!敵に先手を取られるとライフマイナス1!」
「敵に気づかれなさそうなタイミングでボタンを押せ!ステルスエントリーだ!」
うわぁ…つくづく‥特殊部隊って忙しいんだなぁ…。
そして革命的ともいえるシステムがもう一つ。
専用カードを使ったプレイ戦績の保存である。
はーいはいはい来ましたよ~俺が大好きな奴~~~!中学生のころからやってますからね!
こまつは じまんげに カードをとりだした! ▼
「俺は、持ってる。」
このカードに戦績を記録してレベルを上げると、ゲーム中に使える武器がアップグレードしたり、ゲーム中のキャラのコスチュームを変更したりできる。
つまりやりがいがパネェ!
このゲーム、やればやるほど経験値が溜まりレベルアップしていくのだが、そのレベルの表記が
二等兵→一等兵→上等兵→軍曹→曹長→上級曹長→准尉→上級准尉→少尉→中尉→大尉→少佐→中佐→大佐→准将→少将→中将→大将→元帥
と、目がくらむほど階級がある。
ちなみに小松は最高ランクの元帥である。今後は小松元帥と呼ぶように。
⑥ガンブレードNY
「肩こり、腰痛に効くかもしれない」
『ガンブレードNY』は1996年にセガが手がけたド派手なガンシューティング。
テロリストを壊滅させるという目的は全然変わらないんだけど、このゲームは近未来が舞台。主人公たちはアメリカ合衆国の切り札最新飛行邀撃部隊”S.I.F.A.T”となってテロリストをド派手にお仕置きしていく。
主人公はヘリコプターに乗っているので、画面もグルングルン回るぞ!画面酔いしやすい人は注意が必要かも…
(「ヘリの両脇に乗ってて人間吹き飛ばないのかな?」というツッコミは無しだ)
あと音もでかい!そして爆発がモリモリ!
”これぞアメリカ!”って感じの演出だらけだ!
銃はコレ!元ネタは…うーーんわからん!ごっついマシンガン!ヘリの機銃だよ!
最も紹介したいこのマシンの特徴は…
振動すごい。
動画で分かる通り、片手で抑えてると照準がブレるくらいにガタガタいう、やっべぇぜ!
さすがヘリの機銃、これは肩こり腰痛に効く予感。
⑦ザ・ハウスオブザデッドシリーズ
手前から1、2、3
そして3(DX筐体)と4
「”ゲーセンでゾンビ”といえばこれ!みんなお待たせ!大好きなゾンビの時間だよ!」
『ザ・ハウスオブザデッド』は1997年にセガのAM1研が開発したガンシュー。ちょっと前に最新作の「スカーレット・ドーン」が出たばかりのご長寿タイトルだ。
そう、このゲームの敵に交渉は通じない!ゾンビだから!撃って倒すしか道はないのだ!
主人公たちはAMSという機関のエージェントで、世界をウイルス的な生物兵器で破滅させようとしている悪いやつの野望を打ち砕くというストーリーだ!(カプコンに怒られそうな説明)
主人公がころころかわるのでざっと分かりやすくまとめておいたぞ!
過去作の主人公が出てくるのってアツいよね。あんまり深く語るとネタバレになるのでこの図から読み取ってくれ!
早速作品の特徴と対ゾンビウェポンを紹介していくぜ!
ザ・ハウスオブザデッド1・2
1の舞台は「”ハウス”オブザデッド」の名の通り洋館! 2からは街が舞台になる事が多くなった!
6発という少ない弾丸で硬めなゾンビを撃たなきゃならないのでかなり難易度がシブい!何回もやられて攻略を練るタイプのやり込みゲーだ!
銃は「バーチャコップ」と同じハンドガン。画面外を撃って弾を補充だ!
そしてやはり出てくる「生存者」。彼らは戦闘能力が無いので助けてあげなきゃいけない。ゾンビに襲われそうになっているところを助けてあげるとライフがもらえたりもらえなかったりするぞ!
ゾンビをさばき切れずにダメージを負うことも多いので割と生死に関わる。マジ感謝。
ザ・ハウスオブザデッド3
弾は6発だけど武器がショットガンになった!やっぱゾンビにはショットガンだよな!ハンターもイチコロだぜ!
弾丸は散弾なので射撃の有効範囲がでかい!でもゾンビの弱点の判定がかなり厳しくなったので、より精密に弱点を狙わないとあっというまにゾンビのディナーになる。
そしてリロードもよりリアルになって、ポンプアクション式ショットガンよろしく「ガシャッ」とフォアエンドを引くことでリロードするようになったぞ!
御覧になってわかるように小松は必死だ!次の日筋肉痛で腕がパンパンになるぞ!(なった)シリーズで一番リロードが大変な銃だ!
ザ・ハウスオブザデッド4
4はサブマシンガン!シリーズ初の連射武器!ガンコントローラーの内部に振動センサーがついており、銃を振るとリロードされる画期的なシステム!これで辛いリロードもラクになるね!
ちなみにこの振動センサーはリロードの他にも、相手に掴まれた時に銃を振って振り払ったりにも使う。それもかなりの頻度で。結局体力を使うのは変わらないのかよー!!
銃のモデルは「イングラムM10」かな!やっぱサブマシンガンっていったらこれだよね!
次々とゾンビに弾を浴びせる快感!200円入れて2丁持ちでやると最高だぞ!
プレイヤーが連射できる分、画面に登場するゾンビの量も増えている。やっぱラクにはならないってことだな!
ちなみにゾンビの量はこのくらい違う。
お互い邪魔になりそうなくらいゾンビがひしめきあう今作は、文字通りのボムとして手りゅう弾を投げることもできるぞ!これでゾンビを一網打尽!サイコー!
過去作に比べるとゾンビの身体が丈夫なのか、弾を食らっても服が破ける程度。そのためゴア描写に関しては控えめでホラーが苦手な人でも比較的安心。むしろ爽快感の方が勝ってるコレ。
⑦ゴルゴ13
「要件を聞こうか…あ、ごめんもっかい言って」
1999年にナムコが開発したある種伝説のタイトルだ!!
「ゴルゴ13」と言えば日本で知らない人は居ないと言える程の超有名スナイパー漫画。
これはその主人公「ゴルゴ13」になり切って様々なミッションをこなしてゆくオムニバス形式のゲーム。
ただ人を撃つだけでなく、飛び立つロケットを撃墜する、絞首台の縄だけ撃って囚人を助ける(吊られている本人を撃つこともできる)、はたまたハイヒールのかかとだけを撃ち抜いて転ばせるなど、実際に原作にもあるシーンを体感できるようになっている、ファンにはたまらない一機。
銃に乗っているスコープは実際にエアガンに乗せるようなリアルなデザイン。
のぞき込もうと顔を近づけると写真下のセンサーが反応し、ゲーム画面がスコープ越しの視点に切り替わる仕組み、
え?これよく出来すぎじゃね?
実際に構えている姿がかっこよすぎる!
デート中にこれを見つけたら男性陣は絶対にやるべきである。男は紳士であるべきだが、時に険しい一面を見せることも大事だ。でもいくら険しいからといって背後に立った人を殴ったりしてはいけない。(ちなみにゴルゴが背後に立った女性を殴ったのは1話)
1クレジットにつき「信頼度」が100%与えられ、ミッションに失敗するとその信頼度が下がってしまい(1度失敗するとなんと80%も減少する)、0%になるとゲームオーバー。一度減った信頼度を回復するにはその後のミッションを成功させて取り戻すしかないのもシビアだ。
ちなみにスコアは「$」で表示される。
しかしミッションをクリアしても自分のスイス銀行口座に報酬金が振り込まれる事はない。悔しい。
エピローグ
気づいたら店の外は夕焼け…大人2人が時間も忘れて遊びまくっていた…
大分遊んだなぁ…
ウぉ!?もう外が夕焼け!早く帰らないとオカンにシバかれる時間や!
ホントだ!何かあっという間だった気がするな~
いや、もう本当に名機から見たこともないやつまでありましたね~
めちゃくちゃ貴重なお店だった!これを伝えてかなきゃね!
何しろ片道2時間近くかかるのでね…カラスが鳴くタイミングで東京に帰るぜ!
~再びレンタルサイクル屋さん~
ただいま戻りました~
あら!おかえりなさい!どうだった?楽しめた?
本当に素晴らしかったです!!
いやまじでやばいっすよ!
あんな素晴らしい場所があったらもうめっちゃ人来ると思いますよ!皆にも教えときますね!
そっかそっか!また来てね~!
帰りの電車で、スマ○ラに次出るとしたらどのキャラが出るか、などを話しながら帰った…
こうして俺たちの旅は終わった…!
時代と共に移り変わる文化と流行り、その中でたたずむレトロガンシュー達。
初めて出会ったのが小さい頃で俺はもうイイ大人になってしまったが、ゲームの中の主人公や悪党はあの時見たカッコよさ、ワルさのまま変わらなかった。
…かつてを思い返させる、キラキラした時代を駆け巡った名機たち…
声を大にして言いたい。
ガンシューを制作してくれた会社の方々、製作チームの皆さん、そして今も名機を維持して置いてくれているゲームセンター管理者の皆様、ありがとう。
あなたたちがやっている事は本当に最高で、素晴らしい。
ユーザー側である俺たちは100円玉を入れる事しか出来ないけど、風化してほしくない、永く続いてほしい、そんな思いで俺はこの1クレジットを投入している。
ガンシューティングゲームにロマンを感じ、ハマり、育てられた。そんなガンシューファンが世の中にはきっと沢山いるはず。
届くといいな、ガンシューを愛する皆に。
何というか……大好きです!
おわり!
※取材は6月頃のもので「Playland54street」内の設備の内容を保証するものではございません。
※取材時の写真はいずれも周辺のお客様の迷惑にならないよう配慮して行っております。
温故知新ってまじで大事!!!みんなも古きを温めまくれよ!じゃぁね!
~今までの「ゆるっとさばげー」~
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