サバゲーマーの皆さんなら、1日3回くらいは
「0.2gと0.25gのBB弾、当たった時どっちが痛いんだろう…」 って考えちゃいますよね?
そこで!! 唐突ですがASOBIBA秋葉原店が実験してみました!!
これで今まで感じていたモヤモヤを解消しちゃいましょう!!
各種条件
今回の検証で使う銃、BB弾は以下の通り。
使用銃:東京マルイ 次世代電動ガン M4 SOPMOD(新品)
使用BB弾:東京マルイ プラスチックBB弾 0.2g & 0.25g(適正ホップ調整&ゼロイン済)
計測機器:XCORTECH X3500 & Eitech Stealth-Target ST32
実験方法:銃口位置&ターゲットから5m、10m、20mでの弾速&ジュールを計測
箱出しで安定して高い初速を出すことに定評のあるマルイの次世代電動ガン!そしてアサルトライフルの中で最も基本的と言えるM4カービンをチョイスしました。インナーバレル長は364mm、ちゃんと銃身の先までインナーバレルが伸びています。
計測に使う弾速計は家庭用としてもポピュラーなXCORTECH X3500、ターゲットはEitechのStealth-Target ST32。PCのモニタ(レンジ奥にちっこく見えるヤツ)に防弾性のあるセンサーを設置し、連動してもう一つのモニタに着弾点と着弾時の弾速・ジュールを表示してくれる優れものです。
秋葉原店のシューティングレンジにはこのターゲットが常設されているので、ご自分の銃の調整にも使えちゃいます!
計測
という訳で早速計測してみましょう。
弾速のm/sは「メートル毎秒」と言い、1秒で何メートル進むかの速度の数値です。
ジュール(J)はBB弾の重さと弾速をある数式にあてはめて算出する、その物体が持っている運動エネルギー…まあ簡単に言うと痛さの数値です。
■0.2gBB弾
まずは0.2gBB弾の結果から。
銃口位置:92.3m/s、0.85J
5m(5発):平均76.0m/s、0.58J
10m(5発):平均65.8m/s、0.43J
20m(10発):平均43.1m/s、0.18J
発射直後は次世代らしく高い初速を発揮していますネ。
■0.25gBB弾
今度は0.25gBB弾。アウトドアのゲームで使われることの多い重さです。
銃口位置 80m/s、0.80J
5m(5発):平均73.9m/s、0.68J
10m(5発):平均67.1m/s、0.56J
20m(10発):平均47.0m/s、0.28J
発射直後の初速こそ低めですが、0.2gが特に5m地点で92m/s→76m/s(-16m/s)と大きく初速を落としたのに対し、こちらは80m/s→73m/s(-7m/s)とゆるやかに落ちていく形となりました。
その後も0.2g弾よりも高い弾速を維持して飛んでいます。
結果
このように比べたところ、
5m、10m、20mの全ての地点で0.2gBB弾より0.25gBB弾の方が威力減衰は少なかった
ということが分かりました!
重い弾はその自重により慣性の力が大きく働き、空気抵抗などの影響を受けづらくなるため、遠くまで飛んでもその勢いを保つことができるんですね。
結論
新品箱出しの次世代電動ガンでは、近距離、中距離での被弾時は0.25gBB弾の方が痛いという結果となりました。
そうは言ってもなんだかんだどっちの弾も痛いので、遊ぶ時は人に優しいサバゲーを心がけたいですね!
また別の銃でも検証を進めていきたいと思います!次回をお楽しみに!