ホーム > フィールド一覧 > 知っているようで知らない?あの長物のヒミツ!Vol.1「ベクター編」

知ってる人は知っている、うしわかといえば…この銃

はぁいどうも~皆さん、おはこんばんにちは、う し わ か です(例の声₎。

さて、名乗りも済んだところで本題に入っていこうと思います。
今回の記事は、イケメンのじょーの兄貴が過去にUPしていた、初心者向けに銃の知識を紹介していこうという記事うしわかverでございます。

それでは、今回僕が紹介する銃はこちらです!!

(クライタック)KRYTAC電動ガン本体 KRISS VECTOR GEN.2 BK(ブラック) (本体単品)
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はい出ました!! KRISS Vector!!!!
この特徴的な外見から、形や名前だけは知っているという方も多いのではないでしょうか。
最近では未来的な銃の代表として映画やFPSのゲームなどでもよく登場しています。
中でもVectorの印象が強いのはこの2作品ではないでしょうか。

バイオハザードV リトリビューション (吹替版)
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レインボーシックス シージ - PS4
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そうです皆さんご存知、ミラの銃です。
ジョヴォヴィッチの方に至っては、ストックなしのSDPというモデルを、照準器もつけずに2丁拳銃スタイルでぶん回すという脳筋ガンアクションを見せてくれました。
ちなみに僕は腕が震えてしまって片手では持てません(貧弱)

レインボー部隊のミラさんは彼女の固有能力であるブラックミラーの後ろから、実銃同様の超高レートで弾をばら撒いて暴れまわっていますね。

ちなみに実銃のVectorのフルオート時の連射速度は1200発/分1秒間20発の鉛玉をばら撒けるというわけです。
サバゲーでもよく使われるM4カービンの実銃の連射速度が700発/分~900発/分
Vectorと同じカテゴリーである、サブマシンガンの中で特に有名なMP5の連射速度が800発/分
こうして他の銃と比べてみると連射速度の高さがよくわかりますね!!

 

そもそもサブマシンガンって何なのさ

よく聞くけど、実際サブマシンガンって何ぞ?って思った方のために簡単にお伝えすると、サブマシンガンは拳銃とアサルトライフルの中間にあたる銃です。
拳銃弾を使用して、アサルトライフルのようにフルオートでの射撃が可能な、個人で携行できる銃をサブマシンガンと呼称しているようです。
コンパクトながらもしっかりホールドしながらの射撃が可能なので、主に室内や閉所で使用されています。
フルオート射撃は禁止ですが、ASOBIBAのような室内フィールドではサブマシンガンくらいのサイズが取り回しやすくてオススメですよ!

すげー銃、Vectorのすげー所

先に紹介したように有名作品で使用されていたりと、比較的メディアでの露出も多く、外見ばかりがフォーカスされがちなVectorですが、実は見た目だけじゃないんです。

ではここからはVectorの中身のお話をしていこうと思います。
そもそも何故Vectorが作られたのかを、めーちゃめちゃざっくり説明すると……

「やべーよ、今サブマシンガンで使ってる口径の小さい弾じゃ、防弾ベスト着た敵倒せねぇかもしれないじゃん。よし、デカい弾使おうぜ、俺らの魂.45ACP弾。アレなら着ててもお構いなしだからな。あ、でも反動もデカくなって連射しづらいから反動殺せる銃作ってもらおうぜ。」的なことをアメリカ軍が考えたらしいです。

そこで登場するのがKriss Super Vというシステムを搭載したKRISS Vectorなのです。
まぁ要は、低反動で威力の高い弾を撃てるすげーサブマシンガンってことです!!

 

反動抑制機構<Kriss Super V>

Vectorの最大の特徴である、銃の前方に搭載されているV字型の機構<Kriss Super V>。
この機構によって、ボルトと呼ばれるパーツが発砲時に後退することによって後ろ向きに発生する力を、斜め下向きに変えています。


出典:Wikimedia Commonsより(構造を分かりやすくする為彩色しています。)

ただ、この段階で抑えることができているのは、あくまでボルトによる反動だけ。
そもそも銃は、そこそこの質量を持っている銃弾の発射に伴う反作用によって大きな反動が発生しているので、ボルトの反動だけを抑えてもあまり意味はないわけです。
しかし、Kriss Super Vのおかげで、ボルトを後退させるために必要なスペースが銃後方には不要になり、銃のサイズをコンパクトにすることに成功しています。

ちょいちょいちょーい!!コンパクトになっただけかーい!!!低反動化はどうした!!!!
って思ったあなた!安心して下さい、ちゃんと低反動な理由もありますよ~。

 

低い位置のバレルは反動を受け止めやすい

個人的にはこれが一番反動抑制に効いているんじゃないかと思っているのですが…通常の銃の場合は、反動が発生する部分がすべて手首よりも上にあります。
その場合、発砲時に後ろ向きに発生した力が、手首を支点にして後方斜め上に変わり、銃身を跳ね上げてしまうわけです。リボルバーが発砲時にめちゃめちゃ跳ね上がっているのはこれが原因です。

しかしVectorの場合は、見て分かる通り銃身(バレル)のあるラインとほぼ同じ高さにグリップがあります。

これによって反動を受け止める位置が手首に近い高さとなり、反動を肩で受け止めやすい直銃床と相まって、銃が上向きに跳ね上がる力を、腕や上半身の力で抑え込みやすくなっているのです。

 

現代の戦闘に対応した機能

他にもVectorには
・人間工学に基づいた体に馴染みやすいフォルムになっている。

・利き手を問わず射撃モードの変更操作ができるように、セレクターが銃の両側から操作できるアンビセレクターになっている。
・マグウェル部分がフォアグリップ代わりになっており、そちらを持つ側の手で操作できるようにセレクターが安全装置と別で前側についている。
・光学サイトやライト、フォアグリップが装着できる上下のピカティニーレールによる高い拡張性。
などなど、ナウい技術が盛り盛りのモリって感じです。

なので、Kriss Super Vが入っているから低反動、というよりは、先に述べたような様々な技術が合わさることで、コンパクトさを保ちつつ他の銃よりもより少ない反動で大口径の弾がバシバシ撃てるというわけなんです。

はじめは大口径の弾を撃つために作られたVectorですが、後期生産型のVectorには様々な口径の仕様があり、そのどれもが、同じ口径をつかう他の銃より低反動で撃つことができるという優れものなんです。

更に更に、それぞれの口径にあったグロックのマガジンとの互換性があり、既にグロックを使っている人たちが新しくVectorのマガジンを買う必要がないという、お財布にやさしい設計にもなっています(エアガンでは互換性がないのでご注意を)。

 

エアガンのVectorってどんな感じ?

さて、ここまで低反動がウリのVectorの凄さや良さを長々と語っては来ましたが……
僕たちが普段使っているエアガンには死ぬ気で抑えなきゃいけない反動なんかはありません。
というかほぼ無反動ですよね。連射速度も毎秒20発とか余裕で超えるし(小声)。

しかぁし!!!エアガン、おもちゃの銃とはいえ、自分の使っている銃が実銃に近ければ近いほど嬉しいというのが男の子であります。Kriss Super Vですよ!! Super V!!

そんな僕たち男の子の夢をかなえてくれる電動ガンがなんと……なんと!!!!!

池袋店にも入荷しております!!!!!!!!!

ぃやったあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!

なんとこちらのKRISS Vectorを出しているKRYTACさん、実銃のVectorを作っているKRISS社のエアソフトガン部門ということで、まぁつまりは6mmBB弾を撃ち出す事実上の実銃でございます。
外装のクオリティは勿論のことなんですが、個人的に一番テンションが上がったのが、この銃の中身です。
通常の電動ガンの場合、銃の心臓部であるメカボックスが横向きに入っているのですが、なんとVectorちゃん、実銃のSuper Vシステムを意識して銃の前方に斜めに入っているんです。。。。。

なんやこれ……まーじで実質Super V…………カッコィィ………………
クゥーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!これは買うしかありませんね!!!!!

 

うしわか的Vectorの推しポイント

・コンパクトで使いやすい。(全長406mm、ストック展開時617mm)
・電子制御の2点バーストがある。
・個体差はあると思いますが精度○。
・そこそこ重い、フロントヘビーなのに構えたとき何故かしっくりくる。流石の人間工学ボディ。
・殴っても壊れなさそうな剛性。
・質感がすごい。多分本物そっくり。
・セレクターがアンビ。
カッコいい。←最重要
・撃ってて楽しい(友人談)。

店頭に置いてある銃は、スタッフにお声がけいただければ実際にお手に取っていただくこともできますので、是非ASOBIBA池袋店に遊びに来てくださいね( *´艸`)

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