ホーム > フィールド一覧 > 今更聞けない?銃のヒミツ!Vol.4「ベレッタ編」

あのゲームでも有名な銃……!

みなさんおはようございますこんにちはこんばんは。じょーです♪( ´θ`)ノ

さぁ、みなさんはサバゲーで使用できるエアソフトガンの豆知識をどれくらいご存知ですか?という記事です。
その他の銃はこちらからご覧くださいまし!

今回はついに、この銃をご紹介!!

ベレッタシリーズ

来ましたベレッタのハンドガンシリーズ!
……とはいっても、実際の銃の名称にベレッタとそのまま付く銃がなくて、どれがベレッタ?というのが本音なんですよね……意外とそういう方多いんじゃないでしょうか?

ベレッタとは、イタリアの銃器製造メーカーのピエトロ・ベレッタ社のことを指します。
カプコンの人気ゲーム「バイオハザード」の第1作目で登場したこともあり、ベレッタ=92Fのイメージがあるかもしれませんが、実は92F以外にもハンドガンを数多く製造しています。
ただ分かりやすいので、今回は便宜的にベレッタシリーズと呼称させていただきます。

ではでは、ベレッタシリーズのラインナップを見てみましょう!
ベレッタシリーズは様々なメーカーからモデルアップされているため、今回は計3メーカーから抜粋していきます!
(東京マルイ、KSC、ウェスタンアームズの3社です)

まず現在(5/13時点)販売されているベレッタシリーズを挙げます。
()での注書きがされていない銃は東京マルイ製でございます!

■ガスブローバック
M92F ミリタリーモデル
M92F クロームステンレス
M92F スライドシルバー
M92F フレームシルバー
タクティカルマスター
M9A1
M9A1 ステンレスモデル
U.S. M9ピストル
サムライ・エッジ スタンダードモデル

サムライエッジスタンダードモデル〈ハイグレードタイプ〉
アルバート.W.モデル 01P
Px4
M84F(ウェスタンアームズ)
M1934(ウェスタンアームズ)
M8000 クーガー(KSC)

■電動ガン
M9A1
M93R
M93R シルバースライド

■エアーコッキング
M8000 クーガーG

(東京マルイ、ウェスタンアームズ、KSC各公式サイトより)

多くない!?
ベレッタのべの字もないのに……こんなにいるとは思わなんだ……

さすがに全てを調べていたらキリがないので、今回も色違いなどは省略させていただきますm(_ _)m
とりあえず銃ごとの特徴を今回は調べます!
では何の違いがあるのかひとつずつ見ていきましょー!

※以下の商品画像はAmazonより引用しています。

92F

No5 M92F ミリタリーモデル (18歳以上ガスブローバックガン)
まずベレッタと言えば上の写真の銃、92Fを思い浮かべると思います。
元々のモデルはベレッタ92で、92Fの特徴としては従来のトリガーガードが丸型だったものを、滑り止めの意味合いで角型にしたことです。
M1911(ガバメント)の後を継ぐアメリカ軍の新型制式拳銃のトライアルを勝ち抜き、見事制式採用された92FはM9の名を与えられることとなりました。

東京マルイはこの銃に「M92F ミリタリーモデル」と名付け、固定ホップアップ機能を搭載したガスブローバックガンとして販売しました。

メディアにも多く登場しています。海外ドラマ「ウォーキング・デッド」や映画「サイレントヒル2」など、洋画で使われるのはもちろん、日本のアニメや漫画でも多く使われています。「Fate/Zero」の主人公である衛宮切嗣が使っていたり、「Angel Beats!」のゆりが使っているベレッタが、これのシルバースライドのモデルだったり、物語の主人公が使っていることも数多くあります。

M9

東京マルイ U.S. M9 PISTOL 18歳以上 ガスブローバック
92Fをアメリカ軍の正式採用銃とした後の呼称がM9です。そもそもベレッタ社はイタリアの会社なのですが、このM9においては製造国がイタリアではなくアメリカになっております。スライドの強度問題による事故が原因とされており、品質を確保するためにアメリカの支社で生産したもののみを使用しています。

東京マルイでは「U.S. M9ピストル」としてモデルアップされています。上述の「M92F」のバージョンアップ版のような感じで、固定だったホップアップ機能が可変式になっていたり、一度コッキングした状態から、スライド側面にあるセーフティレバーを操作することでハンマーを戻すことができるデコッキング機能が搭載されていたり、あらゆる面で改良が施されています。
個人的にはこの子の箱がめちゃくちゃカッコいいなと思っています(_ _).。o○

M9A1

東京マルイ No.54 M9A1 18歳以上ガスブローバックガン
正直M9とM9A1に射撃性能に関しての大きな違いはありません。
が、M9A1は海兵隊の要請でアンダーレイルが付いているのでフラッシュライトがつけられるようになり、よりタクティカルな使用方法が生まれました。

サムライエッジ

東京マルイ SAMURAI EDGE スタンダードモデル ハイグレードタイプ 18歳以上ガスブローバック

この銃はファンが多いのではないでしょうか?この記事の冒頭で僕が構えている銃もこの子です。
そう、「バイオハザード」で、主人公のクリスやジルが所属している「S.T.A.R.S.」の隊員たちに支給されたカスタムハンドガンがそのままガスブローバックガンとして発売されたものです。

92Fより厚くなったブリガーディア・スライドに「S.T.A.R.S.」と「LAW ENFORCEMENT USE ONLY(法執行機関員のみ使用可能)」というオリジナル刻印が入っています。またグリップにもS.T.A.R.S.の「正義」を象徴する「濃紺」でアレンジしたゴールドメダリオンが埋め込まれています。
リアサイトには白いドットが入ったタクティカル・コンバットサイトが採用されており、照準も合わせやすいので、バイオハザードが好きなサバゲー初心者の人にはとてもおすすめな一丁です。

アルバート.W.モデル 01P

東京マルイ バイオハザード アルバート.W.モデル 01P 18歳以上ガスブローバック

この銃の初出は「バイオハザード7 レジデント イービル」赤い傘から青い傘をかかげるようになったアンブレラ社が、対バイオテロ兵器として生産したのが「アルバート.W.モデル 01P」であり、国連主体の対バイオテロ部隊BSAAをサポートする“特殊事案処理チーム”の標準装備銃になっています。
スライドの左側面には《UMBRELLA CORPORATION》の刻印が刻まれ、右側面にはモデル名の《ALBERT.W.MODEL 01P》がプリントされています。

さらにサムライエッジとの機能面での大きな違いとして、20mm幅(ピカティニー規格)のアンダーレイルが設けられました。見た目としては耐環境塗装仕上げという設定からブラックの見た目になったことと、何より目を引くグリップのアンブレラ社の《青い傘のメダリオン》が装着されています。
タクティカル面でもかなり機能が向上したため、サムライエッジの次の一丁としては最適な銃だと思います!何よりかっこいい!

Px4

東京マルイ No.46 Px4 18歳以上ガスブローバックガン

少し未来銃っぽさも醸し出すこの子は、ベレッタの新型ポリマーフレーム・モデル(いわゆるプラスチック)の銃として発表された銃です。銃の歴史上最初にこのポリマーフレームの銃として発表されたのはH&K VP70という銃で、次いでGLOCK17ですが、このPx4もその時流に乗って開発されたポリマーフレーム銃でした。

最大の特徴として、グリップのサイズ(S、M、L)を変えることで自分の手の大きさに合わせることができ、アンダーレイルも付いていることから自分好みに機能面をアレンジすることができる銃と言えます。

作品では「ダイ・ハード4」で多く使われています。実写版の「ルパン三世」では峰不二子がサブコンパクト版を使用しています。また、特例措置団体ステラ女学院中等科C3部でも割と登場します。が、高等科の方では出てこないので注意です!

93R

東京マルイ No.12 M93R 18歳以上電動ハンドガン

92Fを一回りゴツくしたようなフォルムの93Rは、まさしくベレッタ92をベースに開発されたマシンピストルです。
1970年代に凶悪化するテロや誘拐犯に対抗するために、拳銃サイズで高い制圧力を持つ武器として、セミオートのほかに3点バースト機能が組み込まれ、ロングバレル、ロングマガジン化されています。

見た目としても目立つ最大の特徴としては、フレーム下、トリガーガードの前にある折りたたみ式のフォアグリップが装備されているところでしょうか。これにより両手でしっかりと持てるほか、オプションパーツの折り畳みストックを装着することで更に安定した射撃が可能になっています。

東京マルイからは「M93R」として電動ガンが、KSCからはガスブローバックガンが販売中。
マルイの電動はセミオートとフルオートを切り替えられますが、KSCのガスブローバックガンはセミオートとフルオート、さらにはオプションで3点バーストの切り替えができるようになっています。
折り畳みストックもKSCから実銃通りのものがモデルアップされてるのも嬉しいところ。

作品では 「バイオハザード コード:ベロニカ」「バイオハザード5」に登場しています。
また、映画「ロボコップ(古い方)に登場するサイボーグ警官ロボコップの持つ「オート9」は93Rをベースにしており、KSCからもまさしく「オート9」がモデルアップされています。マニアなら持っていて損はないかも……?

84

【WAスーパーリアルガン】WA ベレッタ M84FS ガンブラックver.

ここからは東京マルイではなく、他社で発売されているベレッタシリーズのご紹介。ウェスタンアームズからは2丁です!

通称「チーター」とも呼ばれているベレッタ84は、92Fに比べややスマートなバレル周りが印象的。実銃では92に使用されている9mmパラベラム弾よりもちょっと威力の控えめな.380ACP弾を使用可能で、警察用や護身用・競技用としても使用されています。

ウェスタンアームズ製の特徴としてフレームにカーボンブラック・ヘビーウエイト材を使用しており、ずっしりとした重さと深いブラックの色彩は、東京マルイの銃とはまた違った味が出ています。

漫画では「新世紀エヴァンゲリオン(貞本版)」の赤木リツコや「ヨルムンガンド」のチナツが使用していますが、この銃を語る上で欠かせないのは「ARMS」に登場する主人公の母親、高槻美沙ママではないでしょうか。一見普通の主婦だと思いきやエプロンから取り出したベレッタ84の二挺拳銃で暴れ回る姿が印象に残っている方も多いことと思います。

一見ベレッタシリーズは見分けが難しいかもしれませんが、この子を92Fなどと見分けるにはフレームの曲線を参考にしてみてください!

M1934

【WAスーパーリアルガン】WA ベレッタ M1934 コマーシャル ガンブラックver.

この銃はイタリアの軍用に開発されたベレッタ社のハンドガンで、全長の短さが特徴です。
ベレッタ社をイタリア銃メーカーとして一躍有名にしたのが、このM1934の元祖であるM1915でした。第一次世界大戦時の大量生産のために開発されたようです。その後改良されてM1934が第二次世界大戦でも使用されました。

こちらも先述したカーボンブラック・ヘビーウエイト材でモデルアップされており、大きさからは想像できない、実銃さながらの重さを手に感じられます。

様々な作品にサブウェポンとして登場しますが、特にウェスタンアームズからはキャラクターモデルのオリジナルカスタムモデルが複数発売されており、M1934では「ストライクウィッチーズ2」のフランチェスカ・ルッキーニ仕様や、「noir(ノワール)」の霧香仕様がモデルアップされています。(現在は完売済み)

M8000 クーガー

KSC M8000クーガーF 07HK 18歳以上ガスブローバックガン

最後にご紹介するのはKSCから発売されているM8000クーガーです。東京マルイからも発売されていますが、ガスブローバックはこの銃のみになるためこちらを取り上げました。

ベレッタのトレードマークとして大きく上が切り欠かれたスライドが挙げられますが、このクーガーは耐久性を重視したため、他社の銃のスライドと同じような形状になっています。その為9mmよりも強力な弾薬を使用することも出来ました。
シルエットから察するかもしれませんが、この子の進化型がPx4と言えます。
Px4は書くことが多かったので触れませんでしたが、この2丁の大きな特徴は、発射時にバレルが射線を軸にして30°回転しながら遅延後退する「ロータリーバレル」が採用されていることです。
これにより、簡単に言えばバレルのブレが軽減されて命中精度が上がります。コッキング、射出時に見てみるとほんとにぬるぬる回転している!そこにエロさを見出す方も多いのではないでしょうか。

KSCからはM8000シリーズだけで複数発売されている他、ウェスタンアームズからは45口径版のM8045がモデルアップされています。この中から自分好みを探すのもいいかもしれません。

漫画では「ヨルムンガンド」のチナツの「師匠」が使用、死亡時にチナツが拾って最期まで使っています。

魅惑的なフォルムを持つイタリアンオートの数々!

参考になりましたか?エアソフトガンとしての各特徴をまとめると……

■M92F ミリタリーモデル……マルイの最も初期のベレッタ。固定ホップアップ。
■U.S. M9ピストル……M92Fの事実上のアップデート版。一番スタンダードなモデルとも言える。
■M9A1……アンダーレイルの搭載されたM9。
■サムライエッジ……バイオハザードのS.T.A.R.S.仕様を再現したカスタムモデル。
■アルバート.W.モデル 01P……バイオ7に登場するアンダーレイル搭載のカスタムモデル。
■Px4……昨今のトレンドを取り入れた最新型。グリップのサイズを変更可能。
■M93R……唯一連射機能を持ったモデル。ストックも装着可能

■M84F……M92Fに比べややコンパクトなモデル。
■M1934……この中では最も小さく、最も古い時代の銃。
■M8000 クーガー……Px4の前身となったモデル。切り欠きの無いスライドが特徴。

簡単にまとめるなら(見分けるなら)こういった違いがあります!
サムライエッジはやっぱりカッコいいんですが、それだけでなく実際に撃ってみると白のリアサイトがすごく見やすくて驚きです。どの銃も扱いやすそうなので、Px4のような自分の手により馴染ませやすいものもアリかな?と思いました。
個人的には「AngelBeats!」がすごく好きだったので、92Fを塗装してみたいなと思いました……!

次回はいよいよ、あの大きいハンドガンを書こうかなと思いつつ、そろそろ長物にも手を出していきたいなというお年頃!何を書くかは気分次第になります(*⁰▿⁰*)

それでは次回の記事もお楽しみに!!!

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